ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #180: ホルモン焼肉 縁 エン 渋谷店「焼肉を食す」

2017年11月上旬訪店

肉が食べたくなったので、いつもの面子を誘って焼肉屋に繰り出したのだ。お気に入りの焼肉はあるのだがたまには違う店ということで今回は渋谷にあるホルモン焼き肉縁という店にした。渋谷の他何店舗かあるようである。

渋谷に着くと相変わらずの人混みで嫌になる。これがあるから渋谷は好きになれない。人の波をかき分けて歩くこと数分、店に着く。

予約してあったのが、店はまだ空いていたので予約なしでも問題なかったかもしれない。しかし、店は狭く2階まであるが、1フロア20人は入れるかどうかのレベル。店員は怪しい日本語を話していたので外国人のようである。韓国系の焼肉屋みたいなので韓国人かもしれない。

席に通されると、木製の椅子の中に荷物をしまって席に着く。オーダーは3980円の食べ放題のコースと決めてあった。もっと安いコースもあるが、このくらいの値段の食べ放題のほうがいい肉が出てくる確立が上がる。安い肉はもうそこまで食べたいと思えなくなった。

この店のシステムでは、最初に出てくる肉を食べると次から自由にオーダーできる。ただし、人数×料理までしか肉は頼めない。オーダーが詰まるのを防止するためであろう。

いよいよ焼肉スタートである。まずはタン塩が出てくる。

早速焼く。この店はロースターに金網のスタイル。網の交換は有料と書いてあったが店員が何回か勝手に変えてくれた。

と同時に出てきたのは生野菜サラダ。

味は普通、そうこうするうちにタンも焼けたので食べると中々よい歯ごたえで旨い。

タン塩を焼いているうちに、カルビとハラミが出てくる。

ハラミはまずまず美味しい。

カルビも悪くない。そして普段口にすることはないであろう、ザブトン。食べ放題のメニューに一応あるが回数が限定されている。

写真を撮るのが遅れたため枚数が少ないように見えるが最初はもっとあった。

ザブトン自体の味の比較はできないが、ちょっと油が多い感じでハラミとかのほうが好きであった。

先出の肉は食べきったので、ここから自由オーダーである。カシラ?とウインナー。

ウインナーは肉枠ではなく、野菜枠なので肉3皿には含まれない。肉と野菜がそれぞれ人数分が1回のオーダーできる量である。ウインナーは焼くのに時間がかかった。

上ミノ。

ホルモンは焼き加減が難しいのであまり好きではないがせっかくなのでオーダーしたが、美味しいのかどうかあまり分からなかった。

そして、店の押しメニューの壺カルビ。

トングで摘まむとすごく長かった。

とぐろを巻くように乗せ焼く。

焼けたらハサミで適当な大きさに切り食べる。中々旨い。もう一回オーダーしてもよいかと思ったが出番は回らなかった。残念。

ご飯物は食べ放題において邪道であるが、焼き肉にはご飯も欲しいということで石焼きビビンバをオーダーしたのだが、

結構な量のビビンバであった。しかも何を血迷ったのかもう一人がもう1つ追加でオーダーしていた。がっつりいきたかったなどと証言しているが、最終的には手伝う羽目になった。

いい色に焼けてきた壺カルビと焼すぎのミノ。火力にムラがあり難しいロースターであった。

ユッケジャンスープ。

ちょっと減っているのは、取った後だからである。味は悪くないがこれも量が多い。食べ放題のメニュー的にはもう少し量を減らして出してほしい所。

ネギ塩豚トロ。

可もなく不可もなく。

カクテキ。

箸休めに良い。辛すぎない。

デジカルビ。

デジカルビとは豚カルビのことであるようである。まぁまぁ旨い。

壺シリーズ第2弾、壺ハラミ。

要はでっかいハラミである。

カルビと同様に焼けてから切る。大きい過ぎる肉は、焦がさずに焼くのにテクニックがいるので難しい。

壺シリーズ第3弾、壺サムギョプサル。

何でも壺と付ければよいのか?これは割かし焼きやすい。

この辺りからそろそろペースが落ちてきて、箸が進まなくなってきた面子も出始めたのでこれまで食べたものの中で美味しかったものを再度オーダーし始める。

ハラミ(だったと思われる)。

カルビ(だったと思われる)。

トリカルビ。

これは初見、鶏にカルビなんてあるのかと思ってオーダーしてみたがいたって普通の鶏肉であった。

デザートの抹茶アイス。

それぞれ、チョコレートアイス、マンゴーアイスと別々のものをオーダーしていたので交換して3色アイスにした。

マンゴーアイスが一番おいしかった。

会計は一人5000円弱、ドリンクは飲み放題を付けたがクーポンで500円であったので4500円+税といったところ。コスパ的には良いほうか。ホルモン系はあまりすきではないのであまりオーダーしなかったが好きな人には好いだろう。ロースがないのが残念。

上野大昌園との比較になると大昌園のほうがよいが、大昌園以外となると選択肢に入ってくるレベルである。

 

食の備忘録 #179:鳴門鯛焼本舗 日本橋人形町店「たい焼きを食す」

2017年10月下旬訪店

たい焼き屋である。

いつの間にか店が入れ替わったのか気が付いた時にはそこはたい焼き屋であった。人形町には甘酒横丁に大変有名なたい焼き屋があり、行列を成しているのだが、それに殴り込みをかけてきた体であろうか。とはいえ、少し離れているしあちらよりも営業時間が長いようなかんじである。

ちなみに天然たいやきとは、1匹ずつ手焼きされたたい焼きのことである。型が1匹ずつなのか、数匹くっついているのかで区別されているようである。当然1匹ずつのほうが手間がかかる。

小腹が空いて歩いていると丁度目に留まったので1匹買ってみることにした。小豆と金時芋があったが小豆にした。1匹200円弱と少々高い。

手に持つと熱々である。袋をめくると

よい焼き色が付いている。それではさっそく一口。

皮がパリっとしていて中から熱々の餡が攻め入ってくる。ぎっしりとアンコが入っている。アンコは粒あんで甘いが後が味がよく上品な甘さである。頭からしっぽまでアンコが入っていて1個で結構満足感があった。

店の脇でかじっている間にも、ぱらぱらとたい焼きを買っていく客が途切れず中々の盛況ぶりではないか。高くてもいいものは売れるものである。

後日金時芋のほうも買ってみたがこちらはこちらで美味しかった。機会があればまた買うであろう。

食の備忘録 番外編#64: 石臼挽き十割蕎麦 はせ川 人形町店「2枚もりそばを食す」

2017年10月下旬訪店

久しぶりの訪店となったはせ川。前回は2016年の12月のことであったようである。この界隈は食べることところがたくさんあるし、どちらかといえば隣のラーメン屋に入ることも多いので中々機会がなかったが、今日はそばの気分ということではせ川である。

外の券売機でまず食券を買う。メニューを見ると冷や麦が増えており需要があるのか?と疑問に思ったが、冷や麦を出す店は知らないので案外あるのかもしれない。お腹が空いていたので天ぷらそばにサラダ、小かつ丼を買う。

店に入ってカウンターに食券を出す。店内の席の配置が変ったようでだいぶ出入りがしやすくなっていた。前回は大変窮屈で、ランチタイムはこれで回るのか?と疑問になったほどであった。店内にあった券売機も撤去されていて席になり、通路が広めにとられている。席自体は相変わらず狭い。

この店の特徴はオーダーが入った後に調理が始まることであろう。こういった安い店は作り置きでパパっと出てくることも多いが、出来立て揚げたてのほうが旨いに決まっている。席に座って天ぷらとカツが上がるのを眺めるのもオツである。サラダは袋から出して盛るだけというのは見えなくてもよかったかな。

出来上がりがこちら。

天ぷらそばは

大きなかき揚げが乗って見た目も豪勢。そばは平たい面で店で切っているという感じがする。かき揚げがさくさくで、つゆがちょっと辛めだが旨い。

カツ丼は

小諸そばに近いものがある。小さめにカットされた肉をサクサクに揚げ半熟ぐらいの玉子で閉じる。これだけでも食べ来てもいいかなと思える程度に旨かった。

サラダは

こういった店には珍しくサラダがあるのは良い。値段も高くなくちょっと1品足すのによい。味は気にしてはいけない。普通である。

はせ川悪くないが、徒歩1分圏内に富士そば、小諸そばとある。以前はこの状況でやっていけるのか心配であったが、店が残っている以上やっていけているようではある。しかし、積極的にはせ川を選ぶ理由は今のところない。

食の備忘録 番外編#63: 銀座元楽「元ラーメン味玉+ネギを食す」

2017年10月下旬訪店

まだまだ飽きが来ない元楽は、よく行く部類ラーメン屋である。最近は12時台に行くことが多いが12時台は結構混んでいて席が埋まっているのでもう少し遅いほうがよいのかもしれない。

この日も外からのぞくとぱっと見は空いてなさそうであったが、店員が手を振るので中に入るとぎりぎり1席空いていた。食券を買い席に座る。客層は基本的に日本人であるが銀座という土地柄か中国人観光客が偶に入っている。ラーメンに興味があるということであろうか。中国人以外は見たいことがない。

さて今日の一杯である。

味玉元ラーメンに葱を追加した。味玉ラーメンは通常半身のところ丸々1個+半身となるようである。さすがにちょっと多い気がする。葱の他にもやしとかトッピングできると良さそうである。

この店はスープも旨いが麺が特に旨いと思っている。麺自体を褒めたいくなる店は今のところ他にはない。

食の備忘録 #178:名代 富士そば 歌舞伎座前店「親子丼と冷やし肉そばを食す」

2017年10月下旬訪店

今までエントリーがなかったのが不思議なくらいの富士そばが今回の対象となる。富士そばは都内随所に見かける蕎麦屋で、24時間営業しているところもある。値段は安目で急いでいるときに何かを腹に入れたいというときには大変重宝する。近くに小諸そばがあることもよくありライバル関係にある。値段は小諸そばのほうが安いものもあるが同じようなものである。

今回はちょっと豪勢に食事をしたときのものである。富士そばに入るときは、大体紅ショウガ天そばをオーダーするが、お腹が減っているときには物足りない量である。ご飯もののセットにするにしても微妙なものが多い。そこで親子丼単品とそばをオーダーすることにした。

訪店したときには、3割くらい席が埋まっている状態で平均的に見ても空いているほうであった。食券を出し座って待つ、調理が発生する丼は出るまで若干時間がかかる。

まずは親子丼、単品だと椀が付くようである。

そして冷やし肉そば。

ここのかつ丼もそうであるが親子丼も出汁がしっかりと効いているちょっと辛いくらいであった。ごはんがちょっとベタっとしている感じがする。丼はやはり小諸そばのかつ丼がイチ押しである。

そばはまぁまぁ。富士そばのほうがそばがそばらしい。小諸そばは小麦粉の比率が高いので色も薄い。どちらが良いかは好みが分かれるところであろう。値段が値段なので大差がつくことはないと思う。

 

食の備忘録 #177:ハンデルスベーゲン銀座店「イタリアンチョコレートアイスクリームを食す」

2017年10月下旬訪店

時は前回の続きである。きたいち酒場で呑んだ後、何か甘い物を食べようと近場を探すとアイスクリームショップがあると分かったので銀座は東急百貨に赴いたのであった。千疋屋がやっていれば千疋屋でもよかったが、銀座千疋屋のラストオーダーは終わっていたのであった。

東急百貨の地下2階には、軽食レベルのお店がたくさん入っていた。その中の一つにハンデルスベーゲンがあった。

先客が2組ほどいて、ベンチに座ってアイスクリームを食べていた。メニューを見るとちょっと変わった物を題材にアイスクリームにしているものが多くてどれにするか結構悩んだ。奇を衒った物よりは味が想像しやすそうなイタリアンチョコレートでオーダーした。

食べてみると口融けが軽やかで、粒状のまま入っているチョコレートがよいアクセントとなっている。甘みは強いが元々アイスクリームである。チョコレートともなれば甘いのは当然か。シングルカップであったがあっという間になくなったのでダブルでもよかったかな。

残念なのはゆっくりとおしゃべりをしながら食べる場所はないというところ。店に併設されたベンチがあるが、食べてすぐに帰るという感じ。食後にゆっくりとしたいときはフェのようなところに行かないと駄目か。

食の備忘録 #176:きたいち酒場 銀座店「北海道の幸を食す」

2017年10月下旬訪店

久しぶりに連絡が付いた友人を飲みに誘うと、とんとん拍子に話が決まり、1年ぶりくらいに会うことになった。脂が駄目になったというので魚介系をメインにできるようなお店を探すことになり、写真が目に留まったのがきたいち酒場。メニューを見ると北海道の産物を料理して食べさせる系の居酒屋のようである。

ぐるなびから「即予約」で予約した。他のサイトではたまにあったが店からの折り返しもなしに予約が確定と案内があったのはぐるなびでは初めてであった。若干の不安があったがぐるなびを見ても確認の電話は要らないとあるし、メールにも確定とあったのでそういうのであればと当日を待ったのである。

当日は生憎の雨模様であったが、雨は強くない。店には現地集合であったが皆遅れることなく集まりいい出だしかと思ったのだが、店に入ると予約がないという。してやられたと思ったのであった。やはり折り返しがないのはこういうことがあり怖い。店員と押し問答をして何とか店には入ることができたが何とも腹立たしい。丸で店に非がないような言い草で対応もよくない。空き席があればしれっと入れればよかったのである。押し問答をした時間が無駄である。縁がなかったと違う店に行った方がよかったかもしれない。この時点でもう再訪はない。このことはぐるなびにも問い合わせたが納得がいく回答はなし。

それでも何とか飲み会が始まる。まずはお通し:400円。

あまり印象にないので味は凡庸か。断ってもよいレベル。

バリ芋のシーザーサラダ:680円。

まぁまぁのシーザーサラダ。芋がよいアクセントになっている。

本ズワイ足一本:299円。

食べやすいように切れ目が入っており食べやすい。味はあまり良くない。回答して旨味が出てしまっている感じ。

予約刺し盛り(4人前):3996円。

予約限定品だが、粘って店に出してもらった。中々の質の刺身であった。エビ、タイ、マグロ、サーモン、カニ、いくら、うに、ほたて、貝。

特にうには甘く、いくらは皮が固くて歯ごたえがあった。

縞ホッケ焼き:999円。

味は悪くないが幅が狭い気がする。長さは十分なのだが。

そしてお目当てのカニぶっかけだし巻き玉子:999円。これの写真を見てこの店に決めたのだ。

最初はこの状態で出てくるのだが、ここからである。

店員の「ヨイショー」の掛け声とともに盛られていくカニ身。ストップというまで盛られるのだがこぼれるようになったところでストップした。

そして仕上げのバーナーが登場。

完成した姿がこちら。

炙られたところが一番うまそうであったが食べられてしまった。

ちなみにこのカニ身?はぼそぼそであんまり美味しくなかった。玉子も凡庸。見た目だけの商品であった。

タコの唐揚げ:780円

まぁまぁ旨かった。

ブリカマ焼き:1200円。

このブリカマはイチ押しであった。食べられる部分もたくさんあり、油が乗ってとても美味しかった。

札幌焼きそば:780円。

ウニの入った海鮮焼きそば。これも結構おいしかった。鉄板をうっかり触ってしまい大変熱かった。

じゃがバター:499円。

可もなく不可もなく。釣られて頼むと店が喜ぶと思われる一品。

石狩鍋(だったもの)。

来たときは鍋一杯に野菜や鮭が入っていたがうっかり写真を取り忘れた。味は味噌味の鍋で普通。次があっても別の鍋を頼むであろう。

久しぶりに会った友人とは存分に語らった。今回はどちらかといえば外れの店なので惜しいことをした。次はもっと旨いものを食べさせてやりたいものである。まぁ本人は食への探求心がそこまでなく満足した様子であったが。

さて、会計であるがサービス料込で6500円ほど。酒もそこまで頼んでないので料理のコスパがよくないということである。それに見合う味をしていればまだ納得がいくが、そんなこともなく場所代が高いのだろうという結論である。