ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録#04:ひょうたん屋 (銀座)「暑い夏は鰻で乗り切ろう!」

2016年07月中旬訪店

7月に入ると急に夏になったかのように連日暑い日が続いた。こう暑い日が続くとスタミナが付く物でもほしくなるものである。時期的にも頭を過ぎるのは夏の風物詩である鰻。暑い夏を乗り切るにはやっぱり鰻!ということで丑の日にはちょっと早かったが、鰻を食べに行くことにした。

近年鰻の値段が上がってしまって以降、鰻を食べること自体減ってしまい何かの機会がないとお目にかかれないような代物になってしまって残念である。もちろん今年初鰻ということで、うまい鰻に当たるとよいのだが。

今回のお店は、東銀座にあるひょうたん屋6丁目店。

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昼時ですぐに入れるか心配であったが、難なく着席。店内を見渡すとそれほど広くない店内であったが、客の入りはそこそこ。平日の昼間の鰻屋ということを考えれば十分な入りか。メニューを見るとうな丼が1550円と銀座の立地で考えれば安い。うな丼目当ての客が多いのだろうという印象。

連れはうな丼を頼む気でいたが生憎売り切れだった。さすがに数量限定らしい。うな丼の他はうな重(松・竹・梅)もしくは鰻の白焼き。ともにうな重を頼む。待つことしばらくかと思いきや、思いのほか早く出てきた。

うな重(松)ご飯大盛り:3250円+100円

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連れのと比較するとランクが上がるごとに鰻の面積が広がっていく様子。さて、いただきます。

さすがに老舗ということでスタッフも年季が入っていたが、うな重の味に年季が入っている。鰻はふっくらとしており、たれはご飯に良く合う少し辛め。ご飯の炊き具合の良い。鰻屋にしては出てくる時間が早すぎるような気がしたので心配していたが杞憂であった。鰻も3枚と食べ応え十分である。松にした甲斐があったというもの。惜しむは皮がもう少しパリっと焼けていると完璧だったかな。

食べ初めて数分会話がなくなって静かになる様子は、本当にうまい物を食べているときの光景であった。銀座近辺にありこの値段でやっていけるのは、老舗だからこそか。この鰻が3千円台であるならまた来たいと思わせてくれる良い店であった。

お店の位置はこちらからどうぞ。

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