食の備忘録 #44: 黒潮屋(門前仲町)
記事を書く前に閉店してしまったようなので書くか迷ったが一応記録として残しておこうと思う。
2016年5月下旬訪店
横浜家系のラーメン屋と看板にあったので目が止まった。看板を見るととんこつ醤油を基本としてとんこつ塩やとんこつ味噌などがあり、珍しいと思った。物は試しと入ってみることにした。
入るとすぐ横に券売機があるのでそこで券を買う。基本であろうとんこつ醤油にした。少し進むと店員がいて、食券を渡す。席は両側カウンターみたいな形であったような記憶である。前客は2,3名と食事時を外した時間帯としてはまずまずか。店内空いているのにもかかわらず壁際に追いやられる。
待っている間に厨房を見ると作り方のマニュアルらしきものが壁に貼られているのが見えた。ベースをどこかで作って冷凍された物を各店舗で戻すようである。量産される家系ラーメン店は同じような物であろう。
そうこうするうちにラーメンが到着。
見た目はいたって普通。チャーシュー、煮卵、刻みねぎ、わかめ、海苔。ノーマルのラーメンを注文したにしては、具の種類が少し多めな印象。
食べてみる。とんこつ醤油であった。それ以上でもそれ以下でもない。初めは気にならなかったがだんだん塩辛く感じるようになった。塩気が強いのだろう。
再訪はないかなと思いながら退店。
しかしこんなにも早くこの店がなくなるとは思いもしなかった。周りのラーメン屋のレベルが高いのだろうか。次回門前仲町探索するときは、ラーメン屋をリサーチしてからいきたいところである。