食の備忘録 #51: 萬福(東銀座)
2016年7月下旬訪店
古くからある店として有名な萬福というラーメン屋があるということで訪店。
この店は何度か前を通り過ぎたことがあったがそんな老舗には見えずスルーしてきたが実はそういった類の店ということで訪店するに至った。
中に入ると先客が数人。流行っているとは言いがたい人数であったが、自分が店にいる間にそこそこの回転率だったので客入りは思ったよりもいいみたいである。お昼のピークタイムはすでに過ぎた頃であったと思うが端の席へ追いやられる。席が詰まっているでもないし、この時間から全部埋まりそうでもないのでもう少し広い席に通してくれてもいいのでは?と思う。
メニューを見ると、古臭い料理が高めの値段設定で並んでいた。老舗らしく昔の値段を維持しているという感じではない。この日は、晴れた日で暑かったがそれでもラーメンという気分であったのでワンタンメン注文。しばらく待つワンタンメンが到着。
醤油ベースのスープにほうれん草、シナチク、かまぼこ、ワンタン、タマゴというトッピング。見るからに古臭いラーメンという出で立ち。
さて、味の方はとスープをすする。醤油ベースなのだが何やらちょっと癖がある。面は細めのストレート。具も特に特徴はなく、量も少ないほうであろう。
酷評するがよくもまぁこんな店が残っていられるもんだなという感想である。厨房に立つ料理人も若いので雇われなんだろうか。周りにはもっと美味しい店がたくさんあるので、他の店に行くべきであろう。