食の備忘録 #61:久留米らーめん 金丸
2016年9月上旬訪店
この日は悟空のチャーハンという気分で店の前まで行くも、手前から分かるほどの行列が、やはり悟空の行列で、まったく付いてない、と思いながら銀座方向へ方向チェンジして歩いた。
そして辻を一本は行ったところにそういえばまだ入ったことがないラーメン屋があったなと思い出す。久留米らーめん金丸である。久留米と付いているので当然とんこつらーめんであろう。
店の入り口が空いていたので外からちょっと様子を窺うと中々の客入り。店の入り口にでかでかとメニューがあるので一見する。
まぁ大丈夫であろう、と腹を括り中へ入る。待ち構えていてた店員が出迎えるが、まずは食券である。表でもう少しメニューを眺めるべきだったかなと思いつつ、目に留まったランチの券を購入。
奥の席に通されたので、水を飲みながら店内の様子を観察する。カウンターのみの店内であるが、厨房側に二人、客側に一人とスタッフは多目に思えた。これくらい人がいないと回らなくなるほど混むのであろうか。
ほどなく、ライスと角切りチャーシューが出てきた。
続いて、ラーメンが到着。
海苔、刻みねぎ、メンマ、シャーチューのシンプルな構成で、しっかりとんこつスープに細麺ストレート。博多とんこつラーメンのような風体。
我々の感覚で言えば博多と久留米は同じ九州なので、ラーメンも似通っているのかな、といった印象。差は分からない。そういう細かいところは置いておいて普通に美味しかった。とんこつラーメンは九州勢が一線を画す。
またランチセットのチャーシューのおつまみのようなおかずがまた予想外に?見た目通りに?美味しかった。チャーシューの切り落としみたいなのがランチセットで出てくるのはちょっと珍しかった。
替え玉を1回し、現金で清算。回収はどうするのかと思っていたが、客席側のスタッフが現金を回収していく。このための客席側のスタッフかと思った瞬間であった。
ふらりと入った店にしては、久しぶりに当たりだったかなと思わせる好感触だった。金丸の真髄をまだ見ていない、そう思われるだけの何かがあったので、今後のメニューの開拓が楽しみである。
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