ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 番外編#12:ラララ食堂 (東日本橋)「本場を思い出すカオマンガイに出会う」

現在進行形で書いているタイ一人旅をした後に食べるタイ料理は結構な確立で変に日本人向けアレンジされた味で、おいしくないという感想になってしまう店が多かった。カオマンガイに至っては炊き込みご飯のはずなのだが、味が薄いのか炊き込みご飯に思えないようなご飯と鶏肉が出てくるような店もあり、辟易としてしまった。

それでもタイで食べたあの味をもう一度と違う店に行くほどにタイには美味しい料理が存在していたのだ。それも特別に高い店というわけでもなく、近場にあるフードコートで食べるものがおいしかったのであった。

そういえば、とラララ食堂で結構本格的な味をしていたと思い出し再訪してみることにしたのであった。

2016年10月中旬訪店

一路ラララ食堂へ、そんな面持ちでラララ食堂へ向かう。時刻はランチタイムのピークが終わろうかというころであった。店に着くと今週のメニューが出ていたが、今日はカオマンガイと決まっていたのでスルーして店に入る。

店に入ると団体客が2組ほどと前回来たときよりも混んでいる様子。タイ料理屋ということでやはり女性比率が高い。この点は東銀座のソイナナと同じである。メニューを確認してカオマンガイを注文する。

しばらく後カオマンガイが到着する。

サラダ、スープ、デザートはどのメニューでも付くのか最初に来た。そして大皿でカオマンガイである。

見た目は悪くない。しっかり炊き込まれたであろうご飯と蒸し鶏、そしてたれである。このたれの味が問題で、日本では生温い味付けとなってしまっている店が多かった。

食べてみると、本場を思い出させる味わいに思わず顔も綻ぶ。これ、これなのだよと思った。甘味、酸味、辛みが同時に押し寄せ、味覚を襲われる感覚。前回のトムセンのときも思ったが全く遠慮がない。

細かいところはやはりタイ本土には敵わないが十分満足できる味であった。

 

前回のレポート

hiropongtan.hatenablog.jp