食の備忘録 #83: ガネーシャ 日本橋浜町店「チキンカレーを食す」
人形町界隈は割とカレー屋が多いのでカレーに困ることはないかもしれないが、明治座の隣にあるガネーシャを紹介しよう。ガネーシャという名前のカレーは珍しくない。インド系神様の名前であるから付けられやすいのかもしれない。ナンのおいしいお店で、たまに食べたくなる。
2016年10月下旬訪店
最近は足が中々向かなかったので久しぶりの訪店となったガネーシャであるが、この日はランチタイムぎりぎりということであまり客も入っていなかった。
いやよくよく考えると、いつもランチタイムぎりぎりにいくので常にこれくらいの客しかみたいことがないが、もう数年店が維持できているので混んでいる時間があるに違いない。お店の内装と雰囲気はこのような感じである。
適当な席に座り、いつものようにBランチでチキンマサラカレーをオーダー。ナンはプレーン。カレーは6種類で具(チキン、ポーク、ベジタブル)とベースの違いがある。ナンは3種類(プレーン、ガーリック、ココナッツ)。ナンの代わりバターライスも選択できる。ランチはAとBで違いはサラダとドリンク(烏龍茶とコーヒー)が付くこと。
サラダとドリンクはセルフサービスで、お代わり自由なので付けた方がお得感がある。
しばらく後カレーとナンが到着。カレーはオーダー時に辛さが指定できる。一番辛くないものは、甘党の自分でも余裕で食べられるので苦手な人でも大丈夫なはずである。
続いてナン。
焼きたてアツアツである。カレーやグラスとの比較でその大きさが分かるだろうか?かなり大きいナンである。ナンにたっぷりとカレーを付けても食べてもカレーが足りなくなるというは一度もないので、たっぷりつけるのがよい。
具のチキンは中に3つほど塊が入っている。お好みの時期に食べるのが良かろう。
久しぶりのガネーシャであったが味は健在であった。焼きたてのナンがもちもちでカレーをつけて食べると非常に美味しい。ナンをお代わりしたくなるがさすがにやりすぎだろうということで自重する。
満足して会計しているときに想定外の事態が発生。まぁ非常に些細な事象だが、特筆するに価することである。つまり、いつの間にか値上げしていたのだ。昔は880円であった。その値段でさえこの界隈では高い方である。それが950円となっていた。銀座ならいざ知らず人形町界隈でこの値段でやっていけるのであろうか?ガネーシャの味が好きな自分でさえ950円か・・・と思ってしまった。