ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #84: はしや 馬喰町店「チキンカレーを食す」

馬喰町にあるはしやといえば揚げたてのとんかつやエビフライがリーズナブルに食べられるということでお昼のいい時間帯には行列ができるお店であった。それが移転に伴ってどう変わったのかレポートしたい。

2016年10月下旬

お店の正確な位置を調べずに向かったので少々迷ったが問屋街の通りに混ざってはしやはあった。

さすがに新しい店舗ということできれいになっている。中に入るとお馴染みの券売機も健在であった。今日は軽めにということでチキンカレーを選択した。昼下がりということで他の客がいないものかと思っていたが数人先客がいた。また後からすっと入ってくるあたり駅に近くなった効果かもしれない。お茶が置かれた席に座る。

改めてメニューを見ると、

メニューは相変わらずで総じて30円ほど値上げされている。メンコロカレーは相変わらずの安さ。

ランチタイムが終わっているので揚げ置きではなく、注文が入ってから揚げ始める。揚物が揚げたてが一番である。揚げたての味を期待してランチタイムに来るとがっかりすることになるので注意が必要である。

しばらくのちチキンカレーが登場。

まずはチキンから食べる。揚げ具合は絶妙で旨い。はしや健在を実感する。チキンカレーはチキンが主役なのでカレー自体は大したことないが、控えめなほうがチキンが際立って良い。

そして食べている間に、決定的な事象に気が付く。チキンの暑さが前の半分かそれ以下で非常に薄くなっている。前はチキンカレーにするには惜しいくらいのチキンカツが乗ってきたものである。チキンカレーとしては薄いほうが食べ易くてよいのだが、チキンカレーだからというわけではないだろう。

移転前から何やらロースカツが変わったなと思うことがあったが、すべては肉厚みであったのだろう。これは非常に残念といわざるを得ないだろう。値段維持のためだと思うがそれでは、この値段でこのクオリティの揚物が食べられるのかといった驚きもなくなる。値段相応だなといった感が強くなる。どちらかを取るというのであれば値上げしてでもクオリティを取るべきだったのではなかろうか。