食の備忘録 #87: いけ田(東銀座)「ユーリンチーを食す」
2016年11月上旬訪店
チャリハイピンという料理が名物のようであるが、ネットで情報を漁っている時にはユーリンチーがうまそうに見えたのでユーリンチーを食べに行こうと思い立つ。思い立ったはいいが、中々お店までたどり着けない。店の名前が半端なのでノイズばかりがマップ上に表示される。落ち着いて調べなおすと通りを1本勘違いしていた。
そんなどうでもよい話はさておき、いけ田の店構え。
居酒屋という雰囲気であった。一瞬入ることを躊躇するもせっかくここまで来たのだからと入ってみる。入るとお昼のピークタイム付近だというのに客入りはイマイチである。視認できる範囲で2割程度しか客の姿が見えない。開いているテーブル席に通される。
オーダーは始めから決まっているのでユーリンチーを注文する。メニューを見るとやはり夜は普通に呑み屋である。お昼はランチで稼ぐスタイルなのだろう。古い建物をそのまま使っているのか、内装に年季を感じる。席も少し狭い。
しばらく後ユーリンチーとご対面。
メイン料理のユーリンチーの他にサラダ、卵焼きが付くのは評価できる。
ユーリンチーは普通にから揚げを切っているようである。1枚の胸肉じゃないのは初めてかも。味は普通においしいが、特筆することはない。かかっているたれは多目でたくさん余る。
他のランチメニューを見るとからあげを使ったものが多い印象であったが、同じ食材から仕上げだけ変えるのであろう。後から隣に座った客のあんかけから揚げがそういう風に見えた。
コスパは良くないと感じた。味、量ともに平均レベルとなれば値段も平均にするべきであろう。これで税込み1020円は高い。客がいないのはそういうことであろう。適正は200円マイナス付近であろう。
チャリハイピンが気になるが1500円だったのでまた来るか悩ましいところである。