ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #96: 江戸前鮓 銀座壮石「鮪漬け丼を食す」

2016年11月中旬訪店

この日は、連れがイタリアンのお店に行きたいということであったので足を運んだのが生憎の満席でしばらく時間が掛かるということであった。後ろも詰まっていたので近くにあるという寿司屋を覗いてみることになった。とても寿司屋がありそうにないマンションにその寿司屋があるという。

建物の2階に店の名前だけが出ているがとても一見で入れるような雰囲気ではないのだが、連れについていく。

普通のマンションに見える階段を登り2階へ。そして着くとちゃんとした店構えがお出迎え。ちょっと驚きであった。中に入ると前客が少々。空き席のほうが目立つが雰囲気は高級なお店である。

席に座るとメニューが出てくるも、一番の目玉のメニューは品切れとのこと。まあそれを目当てに来ているわけでもないのであるものから選ぶ。連れは皆ランチのにぎりを選ぶも、一人だけ鮪付け丼を注文した。にぎりでは物足りなさだけが残りそうである。

しばらく後に出てきた丼がこちら。

見た目は割と普通で、恐らく上に見切れている握りの方がうまそうであった。しかしながら、食べてみると中々どうして。旨いではないか。量こと物足りなかったが満足感はあった。

見た目だけを取り繕ったような寿司屋が多い中この寿司は違うと思わせてくれる何かがあった。この界隈で寿司はいくらでもある中この分かり辛い店が維持できるのは、そういったところであろうか。ランチメニューということで1000円くらいであったが、普通に寿司を食べるとどのくらいになるのかちょっと気になるところである。