食の備忘録 #114: カレーMaster 「Smorked BBQ Curry with Pork Belly を食す」
2016年12月下旬訪店
よく晴れた天気の良い日であった。普段足を伸ばさないエリアを歩いて良さげなお店を探すのに絶好の天気である。そういう気分で街で出たのが思いのか早く気になる看板を発見した。
カレーマスターである。マスターを冠する店、当然自称だろうが中々できるものではない。しかも英語でmasterである。同音異語でもない。これはぜひ入ってみたいと思い看板をのメニューを眺めるとなぜかここも英語。こっち系の人が店をやっているのだろうか?
中を見るをそれほど人は入っておらず。人がいない場所ではないので人が入っていないのは気になったが、看板を信じて入ってみる。特に案内もないので適当に空いている席に座る。
縦長の店で左右に分かれてカウンター席が並んでいる。メニューもシンプル。
恐らくカレーは1種類でトッピングもシンプルなので、この一品で勝負している職人気質なガチなお店であろう。値段が気になったが折角なので豚肉が乗ったSmorked BBQ Curry with Pork Bellyをオーダー。
店員は、日本人で家族経営風だったので、アメリカンチックなのは海外生活が長かったとかなのだろうか。しばらく後、カレーが出る。
鉄製の子鍋に入ったカレーとライス、豚肉である。
ごはんの上に鎮座する豚肉はBBQソースを掛けるように勧められた。このままの形で実際に出てくるとは思ってなかったのでちょっと驚いた。出てきたのもナイフとフォークでスプーンがない。
食べてみると、カレーはさらさら系でスパイシー。日本系でもインド系でもない独特なカレーといった印象。これはこれで中々の美味さ。
豚肉はBBQソースでもカレーでもどちらでも美味しいので好みか。とても柔らかくナイフを入れるとすっと切れる。恐らく箸でも簡単に切れる。
総じてアメリカンチックなカレーで、こんなカレーもあるんだなーといった感想。コスパでいうと、この界隈ではちょっと悪いのかなといった印象。1000円+税であるが、ランチで食べることを考えると、この辺りの平均値はもう少し安いはずである。値段が客足の鈍さといった感である。
もう数回足を運んで結論としたい。