ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #117: 麺屋大斗 小伝馬町店「もりそば(特製もり野菜) を食す」

2017年1月上旬訪店

人形町の外れというよりももはや小伝馬町にある麺屋大斗がこの界隈で唯一の所謂次郎系という噂を聞いて足を運んでみた。オフィス街の中に突如にして現れるといった感じで飲食店があるように思えないようなエリアであった。お店を訪店した日は夜であったが、恐らくランチタイムにはここいらで働く人でごった返すのであろう。

店の外にメニューの看板が出ていたので確認すると、どうもつけ麺が押しのようである。となればイメージしていた暖かいラーメンに山盛りの野菜が乗って出てくるという感じにはならないはずである。やめて帰ろうかとも思ったがせっかくここまで来たのだからと入ってみる。

中に入ると店員が一人で接客から調理までこなしていた。この時間は一人で捌けるだけ人しか来ないということであろう。先客は家族連れが1組とカップルが1組と団体ばかり。券売機に向かうと思いのほかたくさんの種類があり、どれにするか悩んだ。悩んだ挙句もりそばで具がたくさん付いて来そうな特製もり野菜とした。

空いているカウンター席に着いて食券を渡す。待っている間は暇であるが目の前が厨房なので様子を窺うと、スタッフは1名ながらきびきびと動き次から次へとラーメンが出て行く。周りを見渡すとトッピング券の説明があった。

券売機では良く分からなかったが、AとBでセットが異なるようである。さてお待ちかねのラーメンがいよいよ出てくる。

つけ麺でありながら具でスープが見えなくなるほど具が入っているつけスープであった。麺は大盛りで注文したが、見て分かるとおり結構な量がある。恐らく500g前後だと思われる。

具は炒め野菜、海苔、チャーシュー、煮卵、メンマとトッピング券の両方が入った特製である。値段が少々張ったが折角ここまで来たのだからと一番高いものにしたが、具が増量されるだけと分かっていたら、一ランクしたのものでもよかったかもしれない。

さて味はというと中々旨い。つけ麺というと魚介系でインパクトが強い物が多いが、この店の味は、そこまで魚介系で攻めてこない。とんこつ+魚介系というであるようだがこれが中々旨い。相互に良いところが引き出されているようである。

まずはつけ麺として食べ、次に具を絡めながらが良いのだろう。最後の方はラーメンのように浸して食べた。量が多めなので、そこは人によっては調整しないと食べきれない恐れがあるように思う。また割りスープが2種類ありあっさりスープを頼んだがこれもまた良し。

次があるとしたら普通のラーメンの方を食べてみたいと思う