食の備忘録 番外編#27:中国料理 華宴「にらもやしラーメンと半チャーハンを食す」
2017年1月中旬訪店
華宴はそんなに話題に上るような店でもないのだが、たまたま話題になったときにそこチャーハンが好きだという人がいた。チャーハンが食べたくなったときに行くのだと。自分の記憶では、わざわざ食べに行くほどのチャーハンではなかった記憶であったが、めったに注文しないのでよく覚えていなかった。となれば、もう一度食してみようかとなる。
思い出したように華宴に赴くと相変わらずである。混んではないが客がいないというこもない。奥の円卓の空いている席に座りメニューを確認する。ランチメニューでは、チャーハン単品はないように見えたので、ラーメンと半チャーハンのセットにする。ラーメンも何種類かあるが、ここのラーメンは特にこれいったものもないので日替わりのラーメンとした。
思いのほか早く出てくる。にらもらしラーメンと半チャーハンのセット。
定食だとサラダが付くがこちらは付かない。デザートの杏仁豆腐は付く。
にらもやしラーメンは炒めた野菜が具として乗っている。坦々麺のようなスープの色をしているが、食べてみるとそういういった風味であった。これはこれでありかなという感じ。期待していなかっただけに思いのほか旨かったという感想。
さて、チャーハンはというと適度パラパラなのだが味付けが微妙。薄い。マカオでもチャーハンの味は薄いと思ったが、それを彷彿とされるチャーハンであった。こういったチャーハンが好みの人もいるかもしれないが、チャーハンはやはり悟空に限る。
ラーメンもチャーハンも半ば日本人が別の料理に進化させたものであり、本場の味が旨いは限らないので中華料理屋でラーメンもチャーハンも頼むのは結構リスキーだと思っている。この店も例に漏れずといったところ。それに引き換えホイコーローやチンジャオロースは外れがないのでそういった料理で店のレベルを推し量るべきであろう。
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