食の備忘録 #122: ラ・ボッテガ・デルマーレ「富山の地魚を食す」
このブログでイタリアンの店は、ほぼ登場しないはずであるが、こういった系列のお店が入ってくるときは決まって連れられて行ったお店である。当たりも外れも自己責任なら納得ができるが、連れられて行った結果の外れはなんとも言いがたい物があるが、自分のチョイスだけだと偏るのでたまにはそういったことも必要であろう。
2017年1月下旬訪店
有体に言って飲み会である。夜しかやってない店らしいのだが、銀座でよく店が維持できるものである。よほど客が入るのだろうか。店の入り口からは狭いそうな店という印象であったが、土地が縦長で幅が狭いのであろう。1階はカウンター席、2階がテーブル席といった様子。この日は2階は貸切状態であった。
1品目:富山県産鮮魚のカルパッチョ
見るからに鮮度が良さそうな切り身であるが、身がぷりぷりで中々うまかった。
2品目:ワカサギのエスカペッシュ
ワカサギのフライをタマネギのマリネと一緒に頂く。個人的にはあまり好きではなかったが、他の人の口には合ったようである。
3品目:富山野菜のサラダ
紫や黄色のブロッコリー?が目を引くサラダであった。味は至って普通であった。
4品目:オリーブフリット
オリーブの実を揚げたもの。初めて食べたが、酒の摘みといった印象。
5品目:白身魚のグラーペンネ
トマトソースのペンネにしか見えなかったし、食べた感じもそうであったがメニューを見ると白身魚とある。どこに使われていたのだろうか。
6品目:デルマーレ風魚介鍋
火が通ると以下のようになる。
アサリやホタテ、魚、野菜などが入っていて美味しかった。
7品目:締めのリゾット
先ほどの鍋の残り汁に米を入れ再度を火にかける。
と、アツアツのリゾットの出来上がり。これもまぁまぁ。
8品目:本日のドルチェ
これは美味しかった。
見た目にもこだわりが見られ、味、量ともに中々のレベルであったように思う。コンセプトとしても富山県産の魚介を使ったイタリアンと尖がった店である。コース料理はいつもなら、足りなかったなで終わるが、この店はそこそこの満足感がありよかった。