食の備忘録 #129: シンガポールシーフードリパブリック銀座「ランチブッフェを堪能す」
今回はシンガポールランチブッフェの紹介である。値段が銀座ランチ相場で考えても少々お高いのだが、食べ放題でドリンクも付き、デザートも美味しいのでトータルで考えればコスパは悪くないという印象である。
また場所がマロニエゲート銀座の11Fと中々見晴らしも良く、少々高めなので変に団体客が入ってくることもないと見受けられる。安い食べ放題の店は旅行客が団体で入って占拠するみたいなことが起こりうる。
2017年1月下旬訪店
マロニエゲート銀座に着きエレベータを11Fで降りるとすぐに看板がお出迎えであった。
ランチタイムは平日120分なのだが、ランチブッフェタイムが決まっているのでそれから足が出たりすると、その分短くなるので注意が必要である。
この日はランチブッフェに行くぞと心に決めていたが、少々出遅れることになった。もうピークタイムは終わっている様子である。
入り口の脇には、かにやエビの生簀がある。かにはランチでも追加でオーダー可能であるが、シェアしないと高い。
店に入ると、今から2時間だと足が出て先に店が閉まるがよいかと確認が入る。2時間も食べ続けることはないので了承する。空いている静かな席へ通される。
料理を取りに行く。ここのブッフェは大きく2つの島からなる。食事がならぶテーブルとデザート系とドリンクが並ぶテーブルである。人が少なく写真が取りやすかったので、取れた分だけぐるっと一回り紹介する。
食事系テーブルには、サラダ類。
カオマンガイ(右に炊き込みご飯がある)。
蒸しパン。
チャーハン。
焼きそば。
チンゲンサイの炒め物。
魚の揚物の甘辛餡かけ。
カレー。
などが並ぶ。他にもスープやマーボーナスなどがあった。保温機の中身が小さい皿になっているのは、元々は大きい器だった物が入れ替えられた物である。この辺り残念なところであり後述したい。
ドリンクは、烏龍茶、ミネラルウォーター、ジュース、ティーバッグのお茶などが並んでいた。
次いで、デザート系の様子。パインとオレンジ。
焼き菓子類。
スコーン。
フルーツポンチと自分でミックスして作るアジア系のデザート。
ケーキ類。
他にもプリン、ゼリー類があった。
次に実際に皿に盛った様子である。サラダ盛り合わせ。
鮮度は問題なくしゃきしゃきである。可もなく不可もなく。
次皿、カオマンガイとフライドチキン、マーボーナス。
フライドチキンとマーボーナスは味見程度。さすがに冷めてそんなに美味しくない。カオマンガイはかなり美味しい。赤色のソースがお奨めでこれぞタイの味である。このカオマンガイだけお替りをした。
次皿、チャーハン、焼きそば、チンゲンサイの炒め物、揚げ魚の餡かけ。
チャーハン、焼きそば、チンゲンサイの炒めは特筆することはない。揚げ魚の餡かけは好みの味は後でもう一回取りに行った。
カレー。
白いご飯はないので、チャーハンのご飯にかけて食べた。中々スパイシーで美味しい。やはりカレーに外れなし。
ヌードルコーナーがあり、2種類選べる。これはポークのほう。
汁なし麺のようなもので、麺は米粉で作られたもののようである。
次にデザートに入る。一通り1個ずつ取ることこうなった。
デザート類はどれも美味しかった。特にゴマプリンとケーキ類が美味しい。
そして、これは初めて食べたが
タイで売っているのは見たことがある。豆類にミルクをかけて食べる物で素朴な味であった。
見た目どおりの味がするフルーツポンチ。
もう一度食べたい物だけ取ってきた2順目。
とくにこのバナナタルトが美味しいかった。
久しぶりにお腹がはちきれんばかりになるまで食べた。満足満足といった体で店を後にした。
この店の特に気に入っているところは、美味しいカオマンガイが食べられるという点である。中々満足がいくカオマンガイが出てくる店はない。デザートも食べ放題にしてはレベルが高いと思う。
ただ残念なところもある。ランチライムも後半になると徐々に片付け始められてしまい、料理の補充はなくなる。なくなったらそれっきりであった。それ以上作っても食べる人が入ってこないということであろうが、まだ食べている身としては憤慨物である。可能なら店の開店と同時に入店する方がよいのであろう。