ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #135: 背油らーめん宮本「背油醤油ラーメンを食す」

2017年3月中旬訪店

買い物に池袋に出てちょっとご飯でも食べて帰ろうかと西口の回りをぶらりとするとラーメン屋ばかりだったのだが、入ってみようかと思える店は数店。その中でも気になったのが背油らーめん宮本。ランチタイムから外れた時間なので混み具合によって店の人気が測れないが混んでいる店もあった。

宮本は、というとがらんとしておりちょっと大丈夫かと思わなくもない。しかし背油の魔術師というのが気になり入ってみることにした。入り口で食券を買いカウンターの真ん中辺りに座る。

店内は広くなくカウンターのみで席数も10あるかないかくらい。ラーメン屋なら回転数が早ければ席数は問題ではないかもしれない。席に着いてすぐに次の客が入ってきた。常連らしく店員と何か会話をしている。

しばらく後、ラーメンが出る。

大き目のチャーシュー、シナチク、刻みねぎ、もやし、煮卵が乗っている。

背油ラーメンらしくスープの表面を背油が覆っている。スープを飲んでみるとガツンと背油の旨みが脳に響く。かなり旨いと思った。もやしとネギがいいアクセントになり麺が進む。写真から見切れているが辛味が乗っておりそれを混ぜると風味が変わりこれがまた旨い。背油ラーメンが流行ったのはもう何十年も前ということであるが、今でも旨いものは旨い。当時はこんなラーメン屋がそこら中にあったかと思うと、今それが食べられないので残念である。

かなり気に入ったので近いうちに再訪してみたいものである。