食の備忘録 #162:馬太郎 門前仲町店「馬肉焼肉を喰らう」
2017年7月下旬訪店
馬肉焼肉の食べ放題があるという噂を聞きつけてたどり着いたのが門前仲町にある馬太郎。
店の前面にメニューと馬肉の宣伝文句が所狭しと書き連ねられて少々うざい感じになってしまっている。開店と同時に入店したが、ほかに客は1組。そんなに流行っていないのだろうか。
予約時にテーブル席を予約したが通されたのは2階の座敷であった。普通の座敷で掘りごたつでもないのでテーブルのほうがよかったのだが。
席に着いてメニューをみると、食べ放題メニューの他に通常メニューもあり量が要らないなら単品でオーダーするのもよいかもしれないが我々は食べる気で来ている。食べ放題飲み放題の2時間コースとした。
さてテーブルに鎮座するのは
ガスコンロ式のジンギスカン鍋、これで焼きようである。焼肉のたれは豊富に用意があり
5種類あったのだが、どうも馬焼肉には一番左の醤油が合うようである。
この店の方式は、盛り合わせ形式で、バラとロース、ホルモン系が乗ってくる。
上がロース、下がバラ肉、真ん中やや右寄りの黒色のものと白色のものがホルモン系である。結構な量に見えるが焼くと存外小さくなってしまい大した量ではない。
焼いては食べ、焼いては食べの繰り返し。たれがたくさんあるのでいろいろ試しながらの焼肉となる。一枚ずつ焼くのが面倒になりだんだん焼き方が雑になる。
肉盛り一枚目完食。
バラ肉は脂が多く、だんだんなるのでロースだけほしかったがそういうオーダーはできなかったので、ホルモンだけ抜いた盛り合わせを追加でもらう。
いろいろなタレを試すが最終的には醤油がよいという結論で満場一致となった。
2皿目を完食。
3皿目へ。
さすがに3皿目にもなると箸が止まる者も出始めたが、ここぞとばかりに馬肉を食べるだだった。中々馬肉自体食べる気はないし、味も悪くない。焼くと余分な脂も落ちるのでいくらでも食べられるという気になる。
3皿目も完食。そろそろここの馬肉も飽きてきたので追加オーダーはなし。2時間を待たずして、終了の雰囲気となった。食べ放題で時間いっぱいまで食べ続けられる人はフードファイターくらいであろうか。常人は2時間も食べ続けることはできないのだ。精々1時間である。焼き肉は焼いている間は休めるのでましな方であろう。
馬肉といえば、居酒屋でたまに馬刺しが出てくる程度しか知らなかったががっつりと焼肉にするもの悪くないと思った。ただたまに食べるからいいのであっていつも食べるにはうまくないのかもしれない。
結局客も後から2組が訪店しただけであまり流行っているとはいいがたい店であったが、肉、ドリンクの提供は速く店員は丁寧で接客は悪くない。何かきっかけがあればブレイクする・・・のだろうか?