食の備忘録 #168:岡山県産「マスカットオブアレキサンドリアを食す」
2017年9月中旬
ふるさと納税の返礼品を利用して食す高級フルーツ第3弾である。今回は岡山県産のマスカットオブアレキサンドリアである。一昔前まではマスカットといえばこのアレキサンドリアであったが、近年はシャインマスカットなる新種にその座を奪われて下火だが、その味わいや香りはシャインマスカットに勝るとも劣らないといわれる。
シャインマスカットは実は去年食べているので、今年は変えてアレキサンドリアにしたのであった。一度は食べてみたいと思っていたもののはやり一房数千円の果物を自分で食べるために買うというのは中々できないものであろう。
ふるさと納税サイトからは7月ごろに申し込みをしてあったが、マスカットが採れないと発送もないのでまだかまだかと待つうちに忘れてしまっていた。突然送られてきた大きな箱になんだこれは?となったが発送元を見て理解したのであった。
段ボールを開けると化粧箱をお目見えする。
蓋を開けるように蓋を開けるとまず香るの甘いマスカットの匂い。これは期待できそうである。
中を見るとまぁまぁの大きさの粒のマスカットが二房。特別大きいというわけではないが、小さいということもない。普通に流通するものでは大きいほうではないだろうか。いったん冷蔵庫で冷やして食べることにした。
数時間後、取り出して洗う。新鮮だからだろうか、実がポロリと落ちるそぶりもない。
まずは一口という感じに1粒取り口の中へ。マスカットなので皮付のまま食べる。パリっとよい歯ごたえばあり口の中にマスカットの味が広がる。十分に甘く、味も良い。種がちょっと気になる。アレキサンドリアは種があったか。種があるとどうしてもテンポが悪く面倒になる。
この辺りはシャインマスカットだと改善されているのでそういう点でシャインマスカットが重用されているのであれば納得である。ただシャインマスカットは味が単調というか甘いだけでぶどうらしい旨味がうすかったような気がした。この点はアレキサンドリアの方がよかったと思う。
来年はシャインマスカットかピオーネ辺りにしようかなという心持。
2017年ふるさと納税シリーズ