ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #189:菜香苑 銀座「からあげ定食を食す」

2017年12月中旬訪店

米どころんの隣にまだいったことがない中華料理屋があるなとは思っていたが中々新規開拓している余裕もなく行ってなかったのであるが、ようやく足が向いたので入ってみた。

店の名は菜香苑。

どうやら地下にある店のようである。地下の店に外れなし、と思っているので意気揚々と階段を下る。

階段を下ると何やら重々しい扉がある。飲み屋か何かだったのか?と思われる重たい扉である。開けて入るとぎっしりと客が詰まっており店員が追い付いていない。会計が終わるのを待たされ、そのあとに席の確認をしてさらに待たされた。

待たされること数分、ようやく空いた席に座れたと思ったらメニューがない。すぐに持ってくるかと思ったがその気配もなし。仕方がないのでメニューをくれといったが、中々来ない。

何と雑然とした店か。スタッフがどういう優先度で動いているのかさっぱりである。まるで気ままに目についたものが片付けいている印象すらある。そうこうするうちに隣の席に別の客が座り、なぜかそちらにはメニューがすぐに出る?これには怒髪天である。なぜ後から来た客に先にメニューが出るのか?こちらにはいまだメニューはない。隣の客がオーダーを終えると思いだしたかのようにそのメニューがこちらにスライドしてくる。マジ意味が分からない。お前の中の優先度はどうなっているのか。

メニューを見るとペラ一でランチメニューのみが記載された簡素なもの。恐らく入口に貼ってあったメニューがすべてであろう。店の中でゆっくりと決める客などいないということか?しかもメニューをみると中華料理なのか普通の料理なのかよくわからないものしか並んでない。典型的な中華料理すらない。これには参った。

仕方がないので中華料理屋に来てなぜかからあげ定食をオーダー。油淋鶏ですらない。

待つことしばらくで出てきたのがこれ。

ライス、から揚げ、スープ、漬物、杏仁豆腐。

から揚げは、日本風の柔らかいから揚げで味もしっかり下味が付けてあり旨い。量もたっぷりで軽くごはんは2杯いけるであろう。スープも悪くない。料理は総じて及第点であろう。

しかし2度とこの店に来ることはないであろう。オペレーションがおかしすぎる。先に入った客を蔑にして後の客の料理が出たりするし、お茶も出る順番がおかしい。先程書いたメニューの件しかり。明らかに接客がおかしく。無駄に客の滞在時間が伸びている。グループで来ているので半分は食べ終わり半分はまだ料理が来てすらいないという卓もあった。

料理の味は悪くないだけに残念ではあるが再訪はない。