続・食の備忘録 #021:暴走熟成肉庫 肉アバンギャルド「熟成肉をたらふく喰らう」
暴走熟成肉庫 肉アバンギャルド
サービス:★★☆
清潔感:★★☆
混み具合:☆☆☆
味:★★☆
量:★☆☆
コスパ:★☆☆
2018年2月下旬訪店
本当は暴走熟成肉庫 肉アバンギャルドに連れて行きたかったのだが、残念ながら日程が合わず適当に3件ほど梯子をして旧友は帰っていった。しかし、
今更店をキャンセルする気にもならず、いつものメンツで肉アバンギャルドに向かったのであった。店は早い時間から相変わらずの混み具合で予約は必須だと思われる。そもそもこの店は、早めの訪店がおすすめである。熟成肉がどんどんなくなっていくので種類や量が選べなくなっていくからである。
さて、今回は前回の反省を生かして初めから全開でオーダーする。肉は黒毛和牛から選ぶ。これも前回訪店時に、国産牛と比較して明らかに味が違ったからである。
オーダーしたのは、リブロース340g、そともも375g、しんたま340g、サーロイン320g、さらにエゾ鹿そともも350gの計1720g。大盤振る舞いである。本当は4種と考えていたが、前回見なかったジビエ肉がどうしても欲しいが代わりに切る肉がなかったので5種となった。前回も同量食べているが、前回は5人で今回は3人であったがまぁ大丈夫だろう。さらに、肉が焼き上がるまでのつなぎのつまみもいくつかオーダーしている。
前菜盛り合わせ。
7種類くらいの前菜の盛り合わせでいろいろ乗っているのでお得感がある。味は普通。
そして、ポテトサラダと特製サラダ。
よくよく考えると、熟成肉の付け合わせにポテサラは出てくるのでポテサラは要らなかった感がある。サラダも3人にはちょっと多いかなと思う程度の量。さらにポテトフライ。
今思うとよほどお腹が減っていたのか?と思うほどポテトをオーダーしていた。
さらにチキンと
揚げ物。
本当これから1.7kg強の肉を食べるのか?と思わせる程度に食っていたな。とは言え本命の肉が出てくるまで50分かかっているのである程度のつまみは必要であろう。
ついにメインディッシュの登場である。
エゾ鹿
は、ソースに付けて食べる。肉質が柔らかくソースがうまかった。癖はないが旨味も牛肉ほどはない。
サーロイン
は、最も脂が多く、噛めば噛むほど脂が口の中に広がる。肉質は柔らかめ。脂っぽすぎるという人もいる。
そともも
は、脂が少なく最も固い。ちょっと顎に来る。赤身の肉という感じ。
リブロース
は、サーロインほど脂ぎってないが脂がのっていて旨い。多少噛み応えもあり脂も出て一番バランスがよいと思うのだが、感想が一致する人がいないので感じ方は人それぞれのようである。個人的にはリブロースが一番うまいと思う。
しんたま
そとももよりも柔らかいが、あまり脂はないが肉の味は味わえるのでそこそこ人気があった。
今回はさすがに量が多かったようで半分くらいまではうまいうまいと言って食べていたが、後半になると口数も減りペースダウンしてなんとか完食した。前回足りなかったという印象だったので大き目の肉を選んだが200g程度の肉を5種でよかったかなという印象。ちなみに小さい塊ほど早くなくなるので遅めに行く人は注意が必要であろう。
お腹が苦しくなるほど食べて、今回は一人9000円強と久しぶりに万札が飛ぶ贅沢をした。ちょっとオーダーしすぎた感はあるが普通にオーダーしても5000円強は行くだろう。にしても、やはり肉はもう少し焼いた方がうまいと思うので焼肉のほうがいいと思うのであった。