ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #75:銀座元楽「背油たっぷりのラーメンを食す」

2016年10月上旬訪店

今回は銀座元楽へ訪店。前々回のヤンヤンの隣にある店である。少し調べると昔流行った土佐っ子ラーメンが提供される店ということである。しかし残念ながら土佐っ子らーめんなるものを知らないので、ふらりと入った店も同然である。

店の入り口が不思議な半分開放状態であった。風通しのためであろうか。店に入ると前客はおらず。そんなに遅い時間でもないのだがお昼はそんなに客が入らないのか?食券を買い適当な席へ座る。

今回は、この店のベースとなるラーメンであろう元ラーメンをチョイス。客席は横一列に並んだカウンター形式の席と奥に少しあるようである。しばらく待つとラーメンが到着。

見た目の白さに驚く。醤油ラーメンと書いてあったが塩だったのか?と。しかしよく見ると白い粒粒である。この白いのは全部背油か?と思い掻き分けると

スープは確かに醤油ベースの色をしている。麺もこの対比だと黄金色である。まさかこんな背油一面のラーメンがあるとは。具は刻みねぎ、チャーシュー、シナチク、タマゴと全部背油の下。

こうなると気になるのは味。ここまで油だと油の味しかしないのでは?と思ったのだが、それほど油ばかりという味ではなく、むしろマイルドな醤油味のスープで、そこそこ美味しい。インパクトはないがやさしい味で背油はどこいったのかという感じ。

一風堂や紫龍の方が好みであるがこれはこれでありなのかもしれない。もう何回か訪店して判断したい。