食の備忘録 #125: 横浜家系ラーメン 稲田家 人形町店「ラーメンを食す」
2017年1月下旬訪店
地下鉄人形町駅を出てすぐのビルの一角にいつの間にか出来たラーメンが横浜家系ラーメン稲田家であった。この一角は隣のそば屋も含めて、豚丼屋であったが閉店に伴い入れ替わった様子である。看板がでかでかとして目を引く。
横浜家系ラーメンはこの辺りにはなかったので、気軽に食べられるとなれば嬉しいが果たして味の方は、といったところである。訪店したときは夜も遅い時間帯であったがさすがに駅の隣ということで、数名の客が入っていた。
厨房を取り囲むようにカウンター席が並び、テーブル席もわずかならがある。ラーメンは注文の際に油や味の濃さ、麺の固さを指定できた。今回のオーダーは、試金石ということで全部普通でオーダーした。
店員はきびきびと動いている様子。しばらく後ラーメンが提供される。
大き目のチャーシューが一枚、鶉の卵、ほうれん草と、ベースのラーメンとして十分な具がトッピングされている。麺はちょっと太く、長さが短い気がした。スープはまずまず。
全体的には量産型横浜家系ラーメンといった印象。都内に増えつつある同じく量産型の壱角家よりはましであるが、これを目指して訪店するというレベルにはないような感じ。昔頻繁に足を運んだ家系ラーメン屋が、神奈川にあったがそれには遠く及ばない。