食の備忘録 #147:IJ (ichi-jyoji)「裏路地のビストロで飲む」
2017年5月中旬訪店
分かりづらい場所にある店に行くからと連れて行かれた先はビルとビルの間にある古民家であった。路地は本当に狭く車はもちろん2輪車も入ってくるのは難しいような狭さである。その中に突如として現れるライトアップされた民家。
IJと店の名前なのか何かの記号なのかもよく分からないマークのみが見える。
店名がIJと非常に分かりづらい。店の入り口まで行くと古民家に似つかわしくない洋風の扉。
中に入ると、古民家を改築して作ったであろう店で、内装は古臭いがよく手入れはされているようで汚くない。狭い階段を上がり三階へ。こんな古民家で3階かといったところ。完全に屋根裏であった。
この日はコース料理と飲み放題であったが、飲み放題のドリンクは一部を除いて3階に設置された冷蔵庫から直接出して自分達で取るスタイルであった。オペレーションがきついということであろうか。ビールはさすがにないので下から持って着てくれるが、ワインや日本酒、ソフトドリンクは冷蔵庫から。
料理のほうは、カボチャの揚物。
カルパッチョ。
生ハム、加工肉の盛り合わせ、
とパン。
サラダ。
とここまでどうやら前菜の様子。
続いてアサリ料理。
ピンボケしてしまったアヒージョ。
パンはここまで温存しておけばよかった。
そしてメイン料理のカジキの料理、
と肉料理。
普段フレンチの店になぞ入らないのでこの構成がフレンチ特有のものなのか分からないが、メイン料理が出た後にもう一品メイン料理が出てきたという印象で驚いた。肉料理までにもうお腹が一杯と言う人もわりといた様子。料理の味はどれも美味しく量もコース料理としては多い方だったと思われる。
普段入らない系の店だったので、物珍しいかったが、料理自体はどこかで見たようなものが多かった。