ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 番外編 #23: 函館らーめん船見坂(東銀座)「味噌ラーメンとチャーシュー丼を食す」

2016年11月下旬訪店

 久しぶりの船見坂となった。最近ラーメンが食べたくなると一番に思いつくのが元楽なので、船見坂はへ足が向くことがなかったのである。この日は久しぶりに行ってみるかという気分になったので訪店。元楽は醤油を選ぶのだが、気分的に味噌だったためである。

船見坂は、恐らく塩が一番出るのではなかろうか。他の客の注文を聞いていても塩が一番多いような気がする。そうはいっても味噌も出ないわけではない。ただ味噌となると他に選択子がでてくるのも事実であろう。

店に着くと相変わらずの盛況ぶりだが、なんとか空き席があったので待たずに座れそうである。まずは券売機で味噌ラーメン(大盛り)を買う。ふと、チャーシュー丼が目に留まったので、買ってみる。ここの丼物はまだ食したことがないはずである。

オーダーが入ると手際よく調理がスタートする。狭い店なのでカウンターの向こうは調理場であり、スタッフがせわしなく動く。いつの間に作ったのか、チャーシュー丼が先来る。

チャーシューが不ぞろいのため、ラーメン用のチャーシューの切れ端といった感じ。細切れで出す店もあるが、ここのチャーシューは大きめで食べ応えがありそうである。次いで味噌ラーメンが到着。

 いつもの味噌ラーメンである。チャーシュー丼は実際には

この程度のサイズである。丼といいながらも、ランチ時にサービスで出るライスと同じサイズであった。チャーシューは味付けが濃い目でご飯に良く合う。ラーメンもいつも通りで食べ応え、味ともに合格であった。

もう一品何かというときにチャーシュー丼ありである。ここの餃子も中々うまいが、さすがにラーメン、餃子、チャーシュー丼はやりすぎだろう。ラーメンは少々高めだが、大盛りも同じ値段なので大盛りで食べるならお得感が出る。

また食べに来たいと思う。

 

食の備忘録 #107: Wrapped Crepe Korot 錦糸町メトロ店 「クレープをお持ち帰する」

2016年12月中旬訪店

普段ならスルーする駅の構内の店だったが、こんな時間でもやっているのだなと思い、立ち止まってみると、店舗の壁の写真が思いのほか旨そうであったので、つい買ってしまった。

在庫はまだ結構あったので、種類は選び放題であった。この日がたまたまあまり売れてなかったのかは分からない。チョコバナナ、チョコクッキー、りんごのマスカルポーネチーズを1個ずつ買う。値段は1個200円弱と安くはない。

ここで開けるわけにもいかないので持って帰ってから食べることにする。生菓子であるが特に保冷剤のようなものはなかった。まぁ寒いので問題ないということなのだろう。

家に着き、さっそく袋から取り出してみる。

1個1個は思ったよりも小さく、コンビニのおにぎりよりも小さい。食べてみると、どれもまぁまぁ旨い。イメージ通りの味といったところ。クレープという注文が入ってから焼きタイプのものが多いがこういうのもありなのかな。1個1個は小さいので色々な味を楽しむのには丁度良いのかもしれない。

食の備忘録 番外編#22: 小諸そば(歌舞伎店)「親子丼セットを食す」

2016年11月下旬訪店

小諸そば歌舞伎店は、銀座にありながら他の店と同じ値段で提供されるためか昼時には行列ができるほど込み合う店である。この日も割りと混んでいた。券売機で親子丼と追加の券を買ってカウンターに出し、列に並ぶ。

店員や混み具合によって券を先に出したり後になったりとして、混乱するのでどちらかにしてほしいものである。

この店は回転率が半端なないため基本的にゆでてあまり時間が経ってないもないものが出てくる。それでも、やはりゆでたてに勝るものはないのだが。

順番がきて料理を受け取り、空いている席へ着く。運よく合う割ることができたが、立ち食いのことも多い。

親子丼セットにそばを増し増しの超盛り。これでそばは2枚盛り相当である。丼物は、揚物は揚げて時間が経った物が出てくるが卵とじする物(カツ丼と親子丼)は必ず作り立てなので、中々旨い。ちなみに親子丼セットで注文すると、出てくるのはミニ親子丼である。1人前の親子丼が食べたいときは満腹親子丼セットを頼まなければならない。

小諸そばは、安い、早い、旨いと三拍子揃った素晴らしい店であるが、いかんせん店によって、質にばらつきが大きいように思う。歌舞伎店は、以前から、サービスレベルが気になっていたが、最近人が変わりさらに悪化したように思う。最近あまり小諸そばに足が向かない理由である。

食の備忘録 番外編#21:北海道らーめんほしみ屋日本橋浜町店「肉豆腐を食す」

だんだん書くようなことも減ってきたのでほしみ屋さんのレポートも減ってきたのであるが、先日立ち寄った時に新メニューを発見したので記しておきたい。

2016年11月中旬訪店

小腹が空いたな程度であったが久しぶりにほしみ屋の近くに来たので立ち寄ってみるとと思い入る。先客が何人かいる。昔を思うと客が入るようになったなぁと思う一方で、まだ混んでるから止めるかと思うような場面には遭遇しないので、さらなる精進が必要であろう。と、まったくの他人事を思いながら食券機に立ち向かう。

軽めにラーメンのみかなという気分であったが、よく見るとつまみの欄なんだろうが肉豆腐と見慣れぬものを発見した。これは行くしかないと、肉豆腐と味噌ラーメンの券を買い、味噌ラーメンは白でオーダー。

すぐさま店主が調理に取り掛かる。そして思いのほか早くに肉豆腐が出てきた。

豆腐の上にひき肉とねぎ、たれがかかっている。一口食べてみると、つまみらしく少々辛目の味付けだが、ラーメンやチャーハンのお供にも悪くない、と思う。などと思っていると、ラーメンが出る。

左に見きれているのは肉豆腐である。最近は味噌ラーメン(白)をオーダーすることが多いと思われる。数あるラーメンの中で、これだと思ったのが、この味噌ラーメン(白)であった。なんだかんだで、北海道発祥の店なれば味噌に落ち着くということかな。とんこつラーメンなど他のラーメンもおいしいので中々侮れないのであるが。

前回はタンメンが増えていたし、今回は肉豆腐と商品開発にも意欲的であり頑張っていると思う。元々たくさんの種類のラーメンがあり、ファミレスみたいなラーメン屋だなーとは思っていた。近年ではラーメン屋もっぱら専門店が流行りなのだが、それに逆行する店があってはいいと思うが、何で勝負するのか、軸がぶれないように願いたい。

 

食の備忘録 番外編#20:千疋屋総本店 フルーツパーラー「ル・レクチエと天草のパフェを食す」

2016年12月下旬訪店

今年を振り返ると、あまり千疋屋に行けなかったなぁと思い、千疋屋納めをするため連れと共に年末も差し迫った時期に行ってみた。時刻は夕食時よりも少し遅いところであったが、いつもと変わらぬ盛況ぶりのように見えたが、若干いつもよりレストラン利用の客が少ないのか奥の方の席へ通される。

メニューを見ると、ストロベリーが一番の押しのようでクイーンストロベリーのパフェがあった。確か去年食べたものだと思われるが、ストロベリーは値段が高ければと甘いという部類ではなく、中々に食べる者のレベルが試されるため、初心者にはおすすめできない。マンゴーなどは値段に比例して甘味が増すので万人おすすめである。

と、話が逸れたので戻そう。ストロベリーの他は、バナナをメインに使ったパフェ、クイーンストロベリーではない別のいちごのパフェ、ルレクチェと天草のパフェが期間限定で、後は定常のパフェが並ぶ。通常パフェは2000円以下だが、2000円を超えてくると結構いい果物を使っている。3000円を超えることもまれにある。それだけ聞くと高いと思われるだろうが、そこに使われる果物がそもそも1個数千円のものであることを考えるとそうでもないのかなと思えるし、実際食べるとその価値を認めるのでそういうものなのだとご理解いただきたい。

今回はストロベリーを外すと決めていたので、残りの季節のパフェから選ぶ。洋ナシのパフェも依然それほどでもなかったという印象だったので、他を探すが、他もぱっとしないので消去法でルレクチェと天草のパフェをオーダーした。連れはクイーンストロベリーである。

しばらく後提供される。

手前がルレクチェと天草のパフェ。奥に見きれているのがクイーンストロベリーのパフェ。ルレクチェのパフェは、上部から順に、手前にいちご、右側が天草、左側がルレクチェ(洋ナシ)上に載っているのが、生クリーム、その下にシャーベットとアイスクリーム、そしてジュレと洋ナシといった構成であった。

食べると、いちごは酸味がなく甘かった。天草も酸味がなく瑞々しくてさわやかな甘みがあった。ルレクチェはトロっとており噛むとじゅわーとジュースを絞り出すかのように口に洋ナシが広がる。この日の洋ナシは当たりでとてもおいしかった。下層のシャーベットはみかん風味で中々おいしく、アイスクリームはヨーグルト風味で口直しと良い構成となっていた。上から下まで飽きることなく完食。素材となる果物のそのものの質が良いところもよいが、ちゃんと1品として作りこまれていることが良い。

連れも中段に入っていたいちごがとても甘いらしく旨い旨いと言っていた。上のいちごを少し交換したが、甘さでいったらこちらのいちごの方が甘かったので、外したーといっていたのだが。

思いのほかゆっくりしていたので閉店間際での退店となった。

総本店は閉店時間が遅いので、大変便利に使わせてもらっている。来年も良い果物のパフェを期待したい。

 

食の備忘録 #106: 北斎茶房「白玉大納言あんみつを食す」

2016年12月中旬

赤からを後にし、辛い物の次は甘い物ということで、錦糸町で甘味処を探すとなんと結構遅くまでやっている甘味処を発見したのでいってみることにした。駅から歩くことしばらく、この先に本当にあるのか不安になるころに店が見えてきた。

この時間帯でも営業しているのは有り難いと中に入る。中に入ると古民家を改築したのか面白い構造になっている。テーブル席は普通なのだが、奥の席が小上りとなっていてちゃぶ台が置かれている。空いているテーブル席に座る。思いのほか客がいる。やはりこの時間にちょっとお茶をしようと思うとあまり選択肢はないのだろう。

メニューを見る。

甘味がメインだが、お酒やつまみも置いていた。だからこの時間まで営業しているのかと納得する。しかし、甘味を求めてきたので白玉大納言あんみつをオーダーする。厨房が席から見える位置にあるが、てきぱきと動いている様子が分かる。

さて、物が出てくる。

白玉は真ん丸ではなく中央がつぶれてる。食べてみるとほのかに暖かい。あんこは粒あんで自然の甘味という感じ。バナナが付いてくるのは珍しいかもしれない。あんみつは少し掛けて食べる。和のデザートならではの、素朴ながら後に残らないすっきりとした甘さで、暖かいお茶とよく合う。

他の面々もそれぞれ満足している様子であった。これまで千疋屋贔屓であったが別の選択肢ができたことは大変良い。また来たいと思う。

食の備忘録 #105: 赤から 錦糸町店「赤から鍋を食す」

2016年12月中旬

時は前回と同じ日である。とんつうで焼肉に舌鼓を打つまでは良かったが、思いのほか早くコースが終わって、店を出る流れになったので次の店へ梯子である。駅前に戻って何か適当につまみながらしゃべっていられるような店ということで居酒屋のチェーン店などが良いだろう。

えらいしつこい客引きが多い中適当にあしらって赤からに入る。運が良かったのか時間が早かったのか、すっと席に着けた。ドリンクと鍋、つまみをオーダーする。そして再度乾杯。

今度は七輪の代わりに鍋が真ん中へ鎮座する。

火を通す前の絵を一枚撮っておいた。中々ボリューミーに見えるが野菜はかさが減るので問題ない。そして居酒屋の定番のフライドポテト。

名古屋方面の店ということで味噌カツもある。

鍋が煮えると

中々旨そうである。辛さは標準的な3辛をチョイス。10段階中の3であるが十分な辛さで、普通の人はこれくらいで十分であろう。食べると辛いのであるが、うまみも十分に味わえ、旨いと思える辛さである。辛い物好きには物足りないかもしれない。鍋の締めはリーズリゾット。チーズのまろやかさが辛い鍋の汁と相まって旨かった。

焼肉屋では、肉の焼き加減に目を光らせながらだったので忙しかったが、こちらはゆったり忘年会をすることができた。中々会えぬ面子も顔を合わせたとあって話は盛り上がるのであった。一人2000円程度とリーズブナルな2次会となった。赤からは、機会があればまた来たいと思う。