ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #115: 石臼挽き十割蕎麦 はせ川 人形町店「2枚もりそばを食す」

2016年12月下旬訪店

人形町交差点の辺りにあった豚丼屋がなくなったいつの間にかそば屋になっていた。交差点の反対側には富士そば、さらにすぐそばには小諸そばがあるのですごい場所に殴りこんできたなという印象。しかも十割蕎麦で富士そばと同じくらいの値段だという。大変気になるのは味であろうか。ということで入ってみた。

店内は大変狭く、頑張ってカウンター席を作った感じになっていた。店内にも券売機があるが狭いので外の券売機で買ったほうが良さそうである。今回買ったのは2枚盛りそば。店員に渡すと、そばをゆで始めた。オーダーが入ってからゆでる方針であると店内に書いてあった。これは結構衝撃である。周りにあるチェーン店のそば屋は当然ゆで置きである。店員も一人のように見えるので、これで昼時に仕事がこなせるのか疑問である。

出来上がると、呼ばれるので取りに行く。器やざるが2人前なのでずっしりと重い。

そばが平たく量産品とは違うと感じさせる。そばつゆは、ちょっと辛めだが小諸そばよりは薄い印象。一枚目を食べきり頃にはそばつゆも底をついた。そば自体はゆでたてということで美味いが、十割なのかちょっと分からない。上のざるを退けると

下から2枚目が顔を出す。小諸そばや富士そばは1つの器に2人前盛ったりするがこの店は1人前ずつのようである。どちらかというと、まとめてもらったほうが楽ではあるが、1枚なのに2枚盛りなのかみたいなことはなくなる。

立地はいいので回転率で勝負する店であろう。周りに競合店があるので生き残れるのか今後の見ていきたい。自体は別のものを試してみたところである。

 

食の備忘録 #114: カレーMaster 「Smorked BBQ Curry with Pork Belly を食す」

2016年12月下旬訪店

よく晴れた天気の良い日であった。普段足を伸ばさないエリアを歩いて良さげなお店を探すのに絶好の天気である。そういう気分で街で出たのが思いのか早く気になる看板を発見した。

カレーマスターである。マスターを冠する店、当然自称だろうが中々できるものではない。しかも英語でmasterである。同音異語でもない。これはぜひ入ってみたいと思い看板をのメニューを眺めるとなぜかここも英語。こっち系の人が店をやっているのだろうか?

中を見るをそれほど人は入っておらず。人がいない場所ではないので人が入っていないのは気になったが、看板を信じて入ってみる。特に案内もないので適当に空いている席に座る。

縦長の店で左右に分かれてカウンター席が並んでいる。メニューもシンプル。

恐らくカレーは1種類でトッピングもシンプルなので、この一品で勝負している職人気質なガチなお店であろう。値段が気になったが折角なので豚肉が乗ったSmorked BBQ Curry with Pork Bellyをオーダー。

店員は、日本人で家族経営風だったので、アメリカンチックなのは海外生活が長かったとかなのだろうか。しばらく後、カレーが出る。

鉄製の子鍋に入ったカレーとライス、豚肉である。

ごはんの上に鎮座する豚肉はBBQソースを掛けるように勧められた。このままの形で実際に出てくるとは思ってなかったのでちょっと驚いた。出てきたのもナイフとフォークでスプーンがない。

食べてみると、カレーはさらさら系でスパイシー。日本系でもインド系でもない独特なカレーといった印象。これはこれで中々の美味さ。

豚肉はBBQソースでもカレーでもどちらでも美味しいので好みか。とても柔らかくナイフを入れるとすっと切れる。恐らく箸でも簡単に切れる。

総じてアメリカンチックなカレーで、こんなカレーもあるんだなーといった感想。コスパでいうと、この界隈ではちょっと悪いのかなといった印象。1000円+税であるが、ランチで食べることを考えると、この辺りの平均値はもう少し安いはずである。値段が客足の鈍さといった感である。

もう数回足を運んで結論としたい。

食の備忘録 #113: 麺屋武蔵武骨「1kgのつけ麺を食す」

麺屋武蔵といえば、上野界隈だけでなく暖簾分け?したと思われる姉妹店が方々にある人気つけ麺屋である。上野にも複数店あるが、特に行列が耐えないのが麺屋武蔵武骨であろう。いつみても外にまで行列が伸びている。

特徴はなんといってもトロトロに煮込まれた豚の角煮がブロックで乗ってくるつけ麺である。麺量も選べるので食が太い方々も満足である。つけ麺が苦手な人向けかラーメンもある。こちらは麺量があまり選べないのでお得感が薄い。

1品の値段が高いので麺量があまり食べられない人からするとコスパは悪いと思われる。ベースラインが1100円からとラーメン屋らしかぬ高さである。原価が高そうなので仕方なしというところであるが、値段の高さは訪店のバリゲートとなるであろう。

2016年12月下旬訪店

何か食べようかなと上野に立ち寄ったところなんと武蔵武骨の店の前に行列なし。

これ幸いと入ろうとすると、中で行列。まぁそうだよね、と入り口で待つことにする。写真から見て取れるように待機列があの程度伸びるということである。ほどなく列が進み店の中へ。

食券を買いしばらく待つ。待つ間に店内を観察すると結構カップルで来ている様子。他のラーメン屋ではあまり見られない光景である。時間帯かもしれない。また旅行者が多い印象。せっかく来たから人気店で食べたいということだろうか。

食券は列中で回収されたがそのときに麺量が聞かれたので1kgとした。武骨は初めてだったが、他店は数回訪店したことがある。しかし、選択肢で1kgがあったのは初めてであった。好奇心と腹の減り具合からしていけるであろう。

よくやく席に着いて、さらにしばらくのちつけ麺とご対面。

つけ麺に分厚い焼き豚(というよりは角煮っぽい)と煮卵。そしてつけ汁。

さすがに器が多いもので出てきた。中にはメンマや薬味が入った状態で出てきた。1kgにしては麺少なすぎないかと思った貴殿は正解である。実際の卓上は

こういう光景であった。麺は1個が500gで2個どんぶりがあったのだ。ちょっと頼みすぎたなという感があったが、食べきれない量ではないという印象だったのでいけるはずである。こういうときの直感は外れたことがない。

食べだすと味は相変わらずの美味さ。つけ汁は魚介系で濃い目なので、麺は全部漬けず半分くらい漬けて食べるのが良い。そして、1杯目は難なく完食。まだまだ美味いと感じられる。ただ胃には溜まってる感がひしひしとある。

2杯目をスタートするとさすがにペースダウン。隣にほぼ同じタイミングで座り並みのつけ麺を食べていた御仁が席を立つ。残り4分の一程度でさすがに箸が止まる。

あと一息ということで、何とか押し込む。久しぶりに限界を超えて詰め込む。なんかとか残りの麺も食べてフィニッシュ。

つけ汁はなくなるかと思ったが、前半結構節約(?)できたので余ったようである。さすがに1kgともなると胃がはちきれんばかりである。久しぶりに食べ過ぎて後悔する。500g~600gが丁度よいという感じだったので3玉といったところか。

食べ過ぎでしばらくは、つけ麺を見たくないと思いながらの退店となった。これだけの量を食べても同じ値段なのはつけ麺屋の良いところ。普通のラーメンでもこうなればいうことはないのだがさすがにスープの量が変わるので厳しいのだろうか。

食の備忘録 #112: 天下一 人形町店「豚キムチ定食と餃子を食す」

地下鉄の人形町駅を出てすぐのところに見た目は冴えないラーメン屋?がある。端的に言って、安いわけでもなく特別美味いわけでないのだが、兎角営業時間が長いので便利、といういったお店である。

メニューは、各種ラーメン、大きめ目の餃子、各種定食(レバニラ、豚キムチ、ホイコーローなど)があり、お酒も種類が少ないもののあるので、飲んでいる人も見られる。お奨め1個が大きな餃子。

2016年12月下旬訪店

便利な店というイメージであるが、味は普通で、コスパで言えば少々悪い部類であると思うが、たまにここの餃子が食べたくなるので不思議である。他に餃子メインで食べられる店が思いつかないということなのかもしれない。駅に近いのでちょっとついでにというときもよくある。

そんなこんなで天下一久しぶりの訪店となった。

店に入ると思いの他混んでいた。座れないということはなかったので空いている席に座る。いつ来ても数名客がいるが、満席はないという店としてはいい感じで回転している状態なのだろう。

メニューを見て、少し考え餃子6個と豚キムチ定食をオーダーする。餃子は3個と6個があり、ちょい足しなら3個で十分だろう。だが、今日はどちらかといえば餃子が食べたいので、餃子に定食を付け足した感じである。

まず来たのは餃子。

見た目も中々良いが、味もそこそこであり、1個が大きいので満足感が高い。

続いて豚キムチ定食が来る。

構成は、ごはん、メイン料理、スープ、漬物。餃子のことを思うと定食系は若干ボリュームが少ないように見えるのは気のせいか。ごはんが多めだが、餃子もあるのでこれくらいで丁度よい。豚キムチは少々辛い。

天下一の所感であるが、餃子と豚キムチ定食で1000円超えるのだからコスパは良くない。ラーメン系は一度食べて以来食べてないので良く分からないが、注文する人は結構いるのでうまいやつがあるのかもしれない。ただラーメンが食べたかったら、人形町にはいくらでもラーメン屋があるのだからそちらへ行くべきだろう。

 

食の備忘録 #111: イルデリツィオーゾ(東銀座)「豚の鉄板焼きを食す」

今回はイタリアンのお店の紹介となる。この食の備忘録では、イタリアンのお店を書いた記憶がない。というのもそういったお店にほぼ行かないので書きようがないといったところである。やはりこういったお店はランチだとパスタのイメージで、昼はパスタよりも米が食べたいといった理由からである。そういった中でたまたま連れられていったお店が良かったので記録に残しておきたいと思う。

2016年12月下旬訪店

東銀座は歌舞伎座から西に道を一本挟むと、少々落ち着いた一区画があるが、その辺りでひっそりと営業している飯屋もそこそこある。通りの雰囲気からは、飲食店があるのかといった感じだが、どこにもで食べるところくらいはある、といったところか。

とはいえ、今回のお店は通りから角を曲がってすぐのところにあるイタリア料理のお店:イルデリツィオーゾである。実はこの店来るのは2回目で前回は席が空いてなくて寿司屋にいったのであった。

今回は運よく(?)席の空きがあったので中に入る。地下に通されるので階段を下りるとそこそこ広めの空間が広がっていた。メニューを一目見るが、イマイチピンと来るものがなかったので、お勧めを聞いてそれにした。豚の鉄板焼きかラザニアがお奨めであるということだったが、肉の方が外れがないだろうといった思惑である。

まずは、前菜のサラダ(とパン)が出る。思ったよりも大皿であったので驚いた。通常小鉢程度の大きさで出てくる店がほとんどであろう。

パンとハムが全面に押し出されているがその下に野菜が隠れている。普段あまり見慣れない野菜があったように思う。味は可もなく不可もなく。

しばらく後、メイン料理の皿が到着。ブランド豚の鉄板焼き。

何かブランド名が付いていたが忘れてしまった。厚さがあり噛み応えがあり、噛んだ分だけ豚肉が味わえる。付け合せのポテトフライは、普通。ところでこの写真、若干不自然に空いた空間がある。料理に手をつけた後、撮り忘れたことに気が付いて慌てて撮った写真であった。元々は左右の長さも同じ程度あった。普段は手をつけた後は諦めるのだが、諦めるには惜しいほど美味しかったのである。

食後のアイスピーチティー。

食後のお茶もいろいろ種類があって、もっと普通のお茶もあったが飲んだことがないものを選んだ結果である。味は悪くないが、食後に飲むことを考えるともっと落ち着いた味のお茶を選ぶのが正解であったように思う。

イルデリツィオーゾのコスパは悪くないような気がしたが、イタリア料理のお店でランチを食べた経験があまりないので参考にはならないかもしれない。ランチの値段はは大体1000円(税別)であった。個人的感想でいえば再訪しても良いかなといったところ。

食の備忘録 番外編#26:ゴーゴーカレー 上野御徒町店「メジャーカレーファーストクラスを食す」

2016年12月中旬訪店

ゴーゴーカレー再びである。前回ふらりと立ち寄った上野のゴーゴーカレーであったが、その時にたくさん具が盛られたカレーが気になっていた。しかしそのときはそんなに空腹ではなかったので、チキンカレーを食したわけであった。今回は、初めからそれにターゲットを合わせての訪店である。

店の前に着き改めてポップを見るとワールドチャンピオンクラスは2.5kgと書いてある。2.5kgか、むむむ、となる。さすがに2.5kgは食べたことがない。食べきれないものを注文するわけにも行かずその隣のメジャーカレーファーストクラスにすることにした。こちらは重量は書かれていない。

店に入ると客はあまりいない。秋葉原だと溢れるほど客がいるのだが上野のゴーゴーカレーはそこまで人が入らないのだろうか?メジャーカレーファーストクラス(1300円)の食券を買い、空いているカウンターへ座る。

待っている間に店内を観察すると、ワールドチャンピオンクラスを食べた人たちの写真がタイムと共に張ってあった。30分以上かけて頑張って食べているとや10分もかからずに食べてた人など多様であった。10分切る様な人はその道のプロであろう。そうこうする内にカレーが到着する。

皿が結構な大きさである。乗っているのはロースカツ、チキンカツ、ウインナー、エビフライ、ゆで卵である。

手前がロースカツ、奥がチキンカツ。中々のボリュームである。

手前から頂く。相変わらず美味い、旨いのは分かっていた。ゴーゴーカレーの攻略はいかにカレールーを残せるかにかかっている。通常のカレーと同様に潤沢にルーがあるわけではないので節約しながら食べる。

カツにはソースがかかっているのでルーは特に必要ない。ご飯はロース、チキンのカツの下にあるが、カツを食べる分くらいしかご飯も進行しなかったが、ウインナー、エビフライに手を出すと巻いている状態となった。ご飯だけ余るということはなさそうである。

最終的には揚物がなくなったがご飯とルーがいい感じに残るという状態で最後まで美味しく食べることができた。最初のルー節約が効いたようである。ボリュームもこのくらいが限度のようである。とてもワールドチャンピオンクラスは手を出せそうにない。

美味しい食べられるのと胃に詰め込むのは別次元で話で美味しく食べられる範囲内で食べるべきである。あの写真に写っている人たちは胃が異次元につながっているに違いない。

食の備忘録 #110:中国料理 華宴「豚肉とにんにくの芽の炒めを食す」

華宴はたまに行く店であるが、まだ紹介していなかったかと思った次第であった。特別に美味しいわけではないが手ごろな値段でそこそこ美味しいのでコスパが良い店であると言える。

スタッフは中華系と思われる人たちで、中華料理屋にありがちなラーメンをラインナップに並べるが、麺は対して旨くない店である。やはり炒め物が旨いのでそちらを頼んだほうがよい。ホイコーローやチャーハンなどがお奨めである。

2016年12月中旬訪店

中華料理屋もたくさんあるし、青蓮や東方一角に行くことが多かったので久しぶりの華宴訪店となった。スッと行ってパパっと食べて、店を出るそんな店である。

店に着くと6割程度埋まっている印象。華宴は通常この程度である。通常一人客はすべて奥の丸テーブルに通される。この日もそうであった。丸テーブルのエリアは狭く込み合うので、ここだけがこの店のマイナス店であろうか。

席に着くとランチメニューから豚肉とにんにくの芽の炒めをオーダー。レギュラーのランチメニューの他に日替わりもある。豚肉とにんにくの芽の炒めはレギュラーメニューである。

そう待たずして料理が到着。この店は、料理が出るのが早い印象である。

ご飯、タマゴスープ、ザーサイ、杏仁豆腐、生野菜サラダ、メイン料理といった構成。昔はサラダがなかったが、いつの頃からか付くようになってお得感が増した。

見るからに美味そうな豚肉とにんにくの芽の炒めである。味付けは少々濃い目だがご飯によく合う。ごはんは何も言わなくても大盛りくらいに盛られてくるがそれもなくなる。杏仁豆腐は量産型といった感じ。おまけ程度である。

ランチなら900円弱とこの辺りでは安目で、コスパは良い。