ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #181: 海鮮三崎港 人形町店「回る寿司を食す」

2017年11月上旬訪店

寿司のテーマを使っておきながら181回目にして、初めての寿司回である。寿司といえば高級なイメージで回る寿司だとしても軽く数千円となるので、お腹が膨れればいいのであればほかの店に行った方がリーズナブルであろう。

普段ならそう考えるのであるが寿司が食べたいという気分の日もたまにはある。そんな気まぐれに入ったのが海鮮三崎港人形町店である。

この店隣に回らない寿司も併設してるが、昼や飯時には行列ができるなど結構繁盛しているようである。とはいえ時間を外せば当然すっと入れる。この日も入ると先客はいたが3割程度埋まっているという印象であった。カウンターの奥の席に通されるので座る。

まずお茶を入れ、回っているであろう寿司を見たのだが寿司が流れていない。レーンは流れいるが空であった。人が少ない時間帯はオーダーして食えということであろう。

最近のすし屋はタッチパネルでオーダーできるのでオーダーも楽になった。

一通り食べるつもりなので、目に付いた順にオーダーしていく。まず来たのがいか。

歯ごたえがあってまずまず旨い。

次は季節の五貫盛り。

炙りトロサーモン、白子、ズワイカニ、いか、寒ブリ。いかが被ってしまったがいろいろ味が楽しめるのでお得感がある。トロサーモンと寒ブリが旨い。

海鮮サラダ。

あまりサラダ感がないが一応下にダイコンが敷いてある。どうせ寿司を食うからただのサラダで出してほしい。

白子ポン酢。

普段食べないが何を思ったのかオーダーしてみた。あんまり美味しくなかった。前に沼津で食べたときには結構おいしかったが、さすがにここでは無理か。

えんがわ。

大き目のえんがわで歯ごたえもありまぁまぁ旨い。

ほたて。

ちょっと高いがオーダー。味は良い。

まぐろ三味(中・づけ・びん長)。

味見のつもりでオーダー。中トロは本当に中トロか?と思う程度に微妙。ヅケが美味しい。

ネギトロ軍艦。

まずまずうまい、海苔がパリっとしていて軍艦もありだと思った。

おくら納豆軍艦とひかり三貫盛り(しめ鯖、こはだ、イワシ)は、写真取り忘れのためない。おくら納豆は並、ひかり三貫は微妙。

甘海老。

やはりちょっと臭みがあり好きではない。

ぶり。

この時期のぶりは旨い。

煮穴子。

柔らかく甘くてうまい。

ウニ軍艦。

1皿480円とちょっと高いが、臭みがなく甘くてうまかった。中々よいウニのようである。リピートするか迷った1皿。

まぐろステーキ。

表面が軽く炙られている程度で中は半生。ちょっとイメージと違った。

かつおたたき。

普通食べるたたきはこんなものだろう。土佐清水ワールドのたたきが美味しすぎた。また食べたいものである。

真いか軟骨。

甘いタレで食べるいかも悪くない。

サラダ軍艦。

割と好きなサラダ軍艦。イメージ通りの味。

まぐろ納豆軍艦。

軍艦がパリッとして美味しかったので軍艦攻めの終盤であった。これもまぁまぁ。この辺りから店にも人が増えレーンにも寿司が流れ始めたが、オーダーして食べていた方が握りたてで旨いと思われる。

豚カルビ

変わり種をオーダー。すし屋なのに豚肉。味は微妙であった。

18皿、ドリンクなどサイドはなし。会計は5000円弱。高い皿も値段を気にすることなく食べたのでまぁこれくらいであろう。安い皿は限られているのでそればかり食べても詰まらない。寿司の食べ放題行っても5000円弱なのでどっこいか。ウニが特別旨かったが後は、そんなに印象に残っていない。

食の備忘録 #180: ホルモン焼肉 縁 エン 渋谷店「焼肉を食す」

2017年11月上旬訪店

肉が食べたくなったので、いつもの面子を誘って焼肉屋に繰り出したのだ。お気に入りの焼肉はあるのだがたまには違う店ということで今回は渋谷にあるホルモン焼き肉縁という店にした。渋谷の他何店舗かあるようである。

渋谷に着くと相変わらずの人混みで嫌になる。これがあるから渋谷は好きになれない。人の波をかき分けて歩くこと数分、店に着く。

予約してあったのが、店はまだ空いていたので予約なしでも問題なかったかもしれない。しかし、店は狭く2階まであるが、1フロア20人は入れるかどうかのレベル。店員は怪しい日本語を話していたので外国人のようである。韓国系の焼肉屋みたいなので韓国人かもしれない。

席に通されると、木製の椅子の中に荷物をしまって席に着く。オーダーは3980円の食べ放題のコースと決めてあった。もっと安いコースもあるが、このくらいの値段の食べ放題のほうがいい肉が出てくる確立が上がる。安い肉はもうそこまで食べたいと思えなくなった。

この店のシステムでは、最初に出てくる肉を食べると次から自由にオーダーできる。ただし、人数×料理までしか肉は頼めない。オーダーが詰まるのを防止するためであろう。

いよいよ焼肉スタートである。まずはタン塩が出てくる。

早速焼く。この店はロースターに金網のスタイル。網の交換は有料と書いてあったが店員が何回か勝手に変えてくれた。

と同時に出てきたのは生野菜サラダ。

味は普通、そうこうするうちにタンも焼けたので食べると中々よい歯ごたえで旨い。

タン塩を焼いているうちに、カルビとハラミが出てくる。

ハラミはまずまず美味しい。

カルビも悪くない。そして普段口にすることはないであろう、ザブトン。食べ放題のメニューに一応あるが回数が限定されている。

写真を撮るのが遅れたため枚数が少ないように見えるが最初はもっとあった。

ザブトン自体の味の比較はできないが、ちょっと油が多い感じでハラミとかのほうが好きであった。

先出の肉は食べきったので、ここから自由オーダーである。カシラ?とウインナー。

ウインナーは肉枠ではなく、野菜枠なので肉3皿には含まれない。肉と野菜がそれぞれ人数分が1回のオーダーできる量である。ウインナーは焼くのに時間がかかった。

上ミノ。

ホルモンは焼き加減が難しいのであまり好きではないがせっかくなのでオーダーしたが、美味しいのかどうかあまり分からなかった。

そして、店の押しメニューの壺カルビ。

トングで摘まむとすごく長かった。

とぐろを巻くように乗せ焼く。

焼けたらハサミで適当な大きさに切り食べる。中々旨い。もう一回オーダーしてもよいかと思ったが出番は回らなかった。残念。

ご飯物は食べ放題において邪道であるが、焼き肉にはご飯も欲しいということで石焼きビビンバをオーダーしたのだが、

結構な量のビビンバであった。しかも何を血迷ったのかもう一人がもう1つ追加でオーダーしていた。がっつりいきたかったなどと証言しているが、最終的には手伝う羽目になった。

いい色に焼けてきた壺カルビと焼すぎのミノ。火力にムラがあり難しいロースターであった。

ユッケジャンスープ。

ちょっと減っているのは、取った後だからである。味は悪くないがこれも量が多い。食べ放題のメニュー的にはもう少し量を減らして出してほしい所。

ネギ塩豚トロ。

可もなく不可もなく。

カクテキ。

箸休めに良い。辛すぎない。

デジカルビ。

デジカルビとは豚カルビのことであるようである。まぁまぁ旨い。

壺シリーズ第2弾、壺ハラミ。

要はでっかいハラミである。

カルビと同様に焼けてから切る。大きい過ぎる肉は、焦がさずに焼くのにテクニックがいるので難しい。

壺シリーズ第3弾、壺サムギョプサル。

何でも壺と付ければよいのか?これは割かし焼きやすい。

この辺りからそろそろペースが落ちてきて、箸が進まなくなってきた面子も出始めたのでこれまで食べたものの中で美味しかったものを再度オーダーし始める。

ハラミ(だったと思われる)。

カルビ(だったと思われる)。

トリカルビ。

これは初見、鶏にカルビなんてあるのかと思ってオーダーしてみたがいたって普通の鶏肉であった。

デザートの抹茶アイス。

それぞれ、チョコレートアイス、マンゴーアイスと別々のものをオーダーしていたので交換して3色アイスにした。

マンゴーアイスが一番おいしかった。

会計は一人5000円弱、ドリンクは飲み放題を付けたがクーポンで500円であったので4500円+税といったところ。コスパ的には良いほうか。ホルモン系はあまりすきではないのであまりオーダーしなかったが好きな人には好いだろう。ロースがないのが残念。

上野大昌園との比較になると大昌園のほうがよいが、大昌園以外となると選択肢に入ってくるレベルである。

 

食の備忘録 #179:鳴門鯛焼本舗 日本橋人形町店「たい焼きを食す」

2017年10月下旬訪店

たい焼き屋である。

いつの間にか店が入れ替わったのか気が付いた時にはそこはたい焼き屋であった。人形町には甘酒横丁に大変有名なたい焼き屋があり、行列を成しているのだが、それに殴り込みをかけてきた体であろうか。とはいえ、少し離れているしあちらよりも営業時間が長いようなかんじである。

ちなみに天然たいやきとは、1匹ずつ手焼きされたたい焼きのことである。型が1匹ずつなのか、数匹くっついているのかで区別されているようである。当然1匹ずつのほうが手間がかかる。

小腹が空いて歩いていると丁度目に留まったので1匹買ってみることにした。小豆と金時芋があったが小豆にした。1匹200円弱と少々高い。

手に持つと熱々である。袋をめくると

よい焼き色が付いている。それではさっそく一口。

皮がパリっとしていて中から熱々の餡が攻め入ってくる。ぎっしりとアンコが入っている。アンコは粒あんで甘いが後が味がよく上品な甘さである。頭からしっぽまでアンコが入っていて1個で結構満足感があった。

店の脇でかじっている間にも、ぱらぱらとたい焼きを買っていく客が途切れず中々の盛況ぶりではないか。高くてもいいものは売れるものである。

後日金時芋のほうも買ってみたがこちらはこちらで美味しかった。機会があればまた買うであろう。

食の備忘録 番外編#64: 石臼挽き十割蕎麦 はせ川 人形町店「2枚もりそばを食す」

2017年10月下旬訪店

久しぶりの訪店となったはせ川。前回は2016年の12月のことであったようである。この界隈は食べることところがたくさんあるし、どちらかといえば隣のラーメン屋に入ることも多いので中々機会がなかったが、今日はそばの気分ということではせ川である。

外の券売機でまず食券を買う。メニューを見ると冷や麦が増えており需要があるのか?と疑問に思ったが、冷や麦を出す店は知らないので案外あるのかもしれない。お腹が空いていたので天ぷらそばにサラダ、小かつ丼を買う。

店に入ってカウンターに食券を出す。店内の席の配置が変ったようでだいぶ出入りがしやすくなっていた。前回は大変窮屈で、ランチタイムはこれで回るのか?と疑問になったほどであった。店内にあった券売機も撤去されていて席になり、通路が広めにとられている。席自体は相変わらず狭い。

この店の特徴はオーダーが入った後に調理が始まることであろう。こういった安い店は作り置きでパパっと出てくることも多いが、出来立て揚げたてのほうが旨いに決まっている。席に座って天ぷらとカツが上がるのを眺めるのもオツである。サラダは袋から出して盛るだけというのは見えなくてもよかったかな。

出来上がりがこちら。

天ぷらそばは

大きなかき揚げが乗って見た目も豪勢。そばは平たい面で店で切っているという感じがする。かき揚げがさくさくで、つゆがちょっと辛めだが旨い。

カツ丼は

小諸そばに近いものがある。小さめにカットされた肉をサクサクに揚げ半熟ぐらいの玉子で閉じる。これだけでも食べ来てもいいかなと思える程度に旨かった。

サラダは

こういった店には珍しくサラダがあるのは良い。値段も高くなくちょっと1品足すのによい。味は気にしてはいけない。普通である。

はせ川悪くないが、徒歩1分圏内に富士そば、小諸そばとある。以前はこの状況でやっていけるのか心配であったが、店が残っている以上やっていけているようではある。しかし、積極的にはせ川を選ぶ理由は今のところない。

食の備忘録 番外編#63: 銀座元楽「元ラーメン味玉+ネギを食す」

2017年10月下旬訪店

まだまだ飽きが来ない元楽は、よく行く部類ラーメン屋である。最近は12時台に行くことが多いが12時台は結構混んでいて席が埋まっているのでもう少し遅いほうがよいのかもしれない。

この日も外からのぞくとぱっと見は空いてなさそうであったが、店員が手を振るので中に入るとぎりぎり1席空いていた。食券を買い席に座る。客層は基本的に日本人であるが銀座という土地柄か中国人観光客が偶に入っている。ラーメンに興味があるということであろうか。中国人以外は見たいことがない。

さて今日の一杯である。

味玉元ラーメンに葱を追加した。味玉ラーメンは通常半身のところ丸々1個+半身となるようである。さすがにちょっと多い気がする。葱の他にもやしとかトッピングできると良さそうである。

この店はスープも旨いが麺が特に旨いと思っている。麺自体を褒めたいくなる店は今のところ他にはない。

食の備忘録 #178:名代 富士そば 歌舞伎座前店「親子丼と冷やし肉そばを食す」

2017年10月下旬訪店

今までエントリーがなかったのが不思議なくらいの富士そばが今回の対象となる。富士そばは都内随所に見かける蕎麦屋で、24時間営業しているところもある。値段は安目で急いでいるときに何かを腹に入れたいというときには大変重宝する。近くに小諸そばがあることもよくありライバル関係にある。値段は小諸そばのほうが安いものもあるが同じようなものである。

今回はちょっと豪勢に食事をしたときのものである。富士そばに入るときは、大体紅ショウガ天そばをオーダーするが、お腹が減っているときには物足りない量である。ご飯もののセットにするにしても微妙なものが多い。そこで親子丼単品とそばをオーダーすることにした。

訪店したときには、3割くらい席が埋まっている状態で平均的に見ても空いているほうであった。食券を出し座って待つ、調理が発生する丼は出るまで若干時間がかかる。

まずは親子丼、単品だと椀が付くようである。

そして冷やし肉そば。

ここのかつ丼もそうであるが親子丼も出汁がしっかりと効いているちょっと辛いくらいであった。ごはんがちょっとベタっとしている感じがする。丼はやはり小諸そばのかつ丼がイチ押しである。

そばはまぁまぁ。富士そばのほうがそばがそばらしい。小諸そばは小麦粉の比率が高いので色も薄い。どちらが良いかは好みが分かれるところであろう。値段が値段なので大差がつくことはないと思う。

 

食の備忘録 #177:ハンデルスベーゲン銀座店「イタリアンチョコレートアイスクリームを食す」

2017年10月下旬訪店

時は前回の続きである。きたいち酒場で呑んだ後、何か甘い物を食べようと近場を探すとアイスクリームショップがあると分かったので銀座は東急百貨に赴いたのであった。千疋屋がやっていれば千疋屋でもよかったが、銀座千疋屋のラストオーダーは終わっていたのであった。

東急百貨の地下2階には、軽食レベルのお店がたくさん入っていた。その中の一つにハンデルスベーゲンがあった。

先客が2組ほどいて、ベンチに座ってアイスクリームを食べていた。メニューを見るとちょっと変わった物を題材にアイスクリームにしているものが多くてどれにするか結構悩んだ。奇を衒った物よりは味が想像しやすそうなイタリアンチョコレートでオーダーした。

食べてみると口融けが軽やかで、粒状のまま入っているチョコレートがよいアクセントとなっている。甘みは強いが元々アイスクリームである。チョコレートともなれば甘いのは当然か。シングルカップであったがあっという間になくなったのでダブルでもよかったかな。

残念なのはゆっくりとおしゃべりをしながら食べる場所はないというところ。店に併設されたベンチがあるが、食べてすぐに帰るという感じ。食後にゆっくりとしたいときはフェのようなところに行かないと駄目か。