食の備忘録 #128: ジャックインザドーナッツ秋葉原店「究極のチョコレートドーナツを食す」
2017年1月下旬
秋葉原はヨドバシカメラの軽食エリアに出来たドーナッツ屋のレポートである。この場所は、中々店舗の入れ替わりが激しく駄目な店はすぐになくなるので今度のドーナッツ屋はいかに、といったところである。ワッフル>ポップコーン>ドーナッツと来ている。ポップコーン屋などは、いつも閑古鳥が鳴いており大丈夫かと思っている最中最速でフェードアウトして行った。
今度できたのは、ジャックインザドーナッツ。
少々変わったドーナッツが並んでおり、それが売りのようである。ヨーロッパで云々というような謳い文句が付いているので、そっちから持ってきたのだろうか。折角なので試しにいくつか買ってみることにした。
まずは、”究極のチョコレートドーナッツ”。
甘さ控えめのチョコレートドーナッツでそれ以上でもそれ以下でもないという感想。商品名に”究極”はつけないほうが良い。無駄にハードルだけが上がる。
オーボレン。
伝統的なドーナッツという謳い文句であった。粉砂糖がまぶされたドーナッツで甘い。
少々時間が空いてしまったので記憶が曖昧になっているが、残っていないということは大したことがなかったということであろうか。お菓子というよりはパンの延長線上にあるようなものだったと思う。
特にこれいった物がなかった。ドーナッツはコンビニで手軽に買えるようになったので苦戦を強いられそうな気がする。
食の備忘録 #127: スイーツパラダイス「ケーキをお持ち帰りす」
2017年1月下旬訪店
秋葉原はヨドバシカメラの出入り口の一角にある軽食店舗が並ぶエリアにスイーツパラダイスがある。
この店、普通のケーキも売っているのだが特に目を引くのは、カップ麺を模したケーキであろう。中々面白いものを考えると感心させられる。普段なら素通りすることだが、たまには買って変えるのもよいかとケーキをいくつか見繕って買うことにした。
種類がたくさんあったがどれも百円程度の値段で、安い印象を受ける。安くても1個500円くらいはするような記憶だが、それは店によるところも大きいだろう。どれもおいしそうであったが、紅茶のシフォン、ベイクドショコラ、ラズベリーのショート、ラフランストルテをチョイス。税込み432円とケーキを買ったにしては安かったなという印象。持ち帰って食べることにする。
ケーキの包みをご開帳。
この瞬間が一番楽しいひと時であろう。まずはラズベリーから。
スポンジがふわふわで上に乗ったラズベリーソースが中々美味しい。1個当たりが小さく、中間に何も挟んでないのでやはり食べ放題で出しているようなケーキという印象。
次にベイクドショコラ。
こちらは、打って変わってずっしりとした食感で、中々濃厚な味がする。こちらの方が好みであった。
安かったのでついつい4個選んだが、ケーキのような糖分の塊はやはりそんなに食べられるものではないという気分になり残りは冷蔵庫へ。
たくさん数がいるというようなシチュエーションでは便利なのかもしれないが、1個2個食べれば十分ということであれば、あえてスイーツパラダイスのケーキを選ばなくても良いだろう。
食の備忘録 #126: 麺屋 武一 秋葉原店 「濃厚鶏骨醤油ラーメンを食す」
2017年1月下旬訪店
秋葉原は本当に食べるところが増えてきたという印象である。だがその分PCパーツなどを売っていたが店がなくなっている。今回紹介する麺屋武一も元々は別の店であったが場所であるがいつのまにかラーメン屋になっていた。
夜の夕食時の時間帯であったが、この時間の秋葉原は、そんなに人が多くないので飲食店もそこまで混むことはまれであるような気がする。
武一も同様かと思いきや入ってみると7割くらいの席が埋まっており繁盛していた。 券売機で食券を買い空いている席へ座る。店員が来て食券を回収していく。店内を見ると割と外国人や地方から来ている人と思われる大荷物を持った人がいたので、有名なんだろうかと思っているとラーメンが出る。
濃厚鶏骨醤油ラーメン、780円。具はトリチャーシュー、メンマ、海苔、刻みねぎ、刻んだタマネギ、つくね。
麺は見て分かるように細麺である。スープが独特で、メニューにもわざわざ入っているように鳥から取ったスープを醤油で整えているような印象を受けるスープであった。スープが旨かったので最終的には底が見えるまで飲んでしまった。具につくねとチャーシューと食感が異なる2種類の鶏肉が入っていて良い。
この店は他の店と違うなと思われるような店は中々ないのだが、この武一はそれを持っていた。いずれ再訪したいと思う。
食の備忘録 #125: 横浜家系ラーメン 稲田家 人形町店「ラーメンを食す」
2017年1月下旬訪店
地下鉄人形町駅を出てすぐのビルの一角にいつの間にか出来たラーメンが横浜家系ラーメン稲田家であった。この一角は隣のそば屋も含めて、豚丼屋であったが閉店に伴い入れ替わった様子である。看板がでかでかとして目を引く。
横浜家系ラーメンはこの辺りにはなかったので、気軽に食べられるとなれば嬉しいが果たして味の方は、といったところである。訪店したときは夜も遅い時間帯であったがさすがに駅の隣ということで、数名の客が入っていた。
厨房を取り囲むようにカウンター席が並び、テーブル席もわずかならがある。ラーメンは注文の際に油や味の濃さ、麺の固さを指定できた。今回のオーダーは、試金石ということで全部普通でオーダーした。
店員はきびきびと動いている様子。しばらく後ラーメンが提供される。
大き目のチャーシューが一枚、鶉の卵、ほうれん草と、ベースのラーメンとして十分な具がトッピングされている。麺はちょっと太く、長さが短い気がした。スープはまずまず。
全体的には量産型横浜家系ラーメンといった印象。都内に増えつつある同じく量産型の壱角家よりはましであるが、これを目指して訪店するというレベルにはないような感じ。昔頻繁に足を運んだ家系ラーメン屋が、神奈川にあったがそれには遠く及ばない。
食の備忘録 #124: CONA 川崎店「500円ピザを食す」
2017年1月下旬訪店
前回のとくりから梯子酒である。魚はもういいかなという気分だったので一旦締めたが、前から500円ピザの店が気になっていたので空いていたら入るという条件で店に行ってみると、運よく空いていたのだ。
店の埋まり具合は9割といったところ。比較的若い世代で店は埋まっている印象であった。店員が忙しそうに行ったり来たりしている。中々オーダーを取りに来ないので呼ぶ。2軒目ということで少なめに注文をしていく。
シャンディガフとサラトガクーラー、マリブコークで乾杯。しばらくはメニューを眺めならが談笑。すぐに出ると思われた摘むものも来ない。かなり待ってようやくピザが到着。さすがに店員をよぼうかと思っていたころであった。
1品目:ミックスピザ(¥500)
生地は薄いが、だらんとしている。もう少し焼いたほうがかりっとすると思うが釜が足りないだろう。大きさはそこそこあり、具は少ないが500円ならありかなといった感じ。
2品目:きゃべつのアンチョビソテー
あまりアンチョビの味はしないので、個人的には食べやすかったがアンチョビがほしい人にとっては物足りないだろう。連れがそういっていた。
時間がかかったがまずまずのピザだったので追加オーダーすることにした。店員を呼ぶとピザは時間がかかると前置きがあったが注文した。すると今度はすぐに出てきて肩透かし。オーダーが落ち着いたのだろうか。
3品目:ガーリックチョリソー
ピザの出来は同程度。薄く食べやすいのですぐになくなる。
4品目:茄子のミートソースドリア
ピザ以外もということで頼んだのがドリア。思ったよりも美味しかったが、連れは気に入らなかった様子。まぁここまできてドリアというのもないということだろう。
5品目:お汁粉ピザ
名前のインパクトが強すぎて結局頼んでしまったお汁粉ピザ。今までのピザと比べて生地が分厚く直径が小さい。上に餅とお汁粉ソースがかかっていて、食べるとお汁粉のような味がする。なぜピザにしようとしたのか。諸兄は、特に頼む必要はないので普通のピザを注文したほうが良いだろう。
会計をすると5300円弱。2次会で軽く呑むのに良いといった印象。メインでここを使うには、ちょっと物足りないだろう。メニューが偏っておりすぐに同じようなものしかなくなる。
総評
500円ピザはコスパがよく食べる価値はあるように思う。ただし混雑時はピザがつまり出てくるまで時間がかかることがあるので注意である。また店内は騒がしくテーブルも狭いのでそういう雰囲気が好きじゃなければ長居しようとは思わないだろう。再訪があるか微妙。
食の備忘録 #123: 旬の味 とくり 本店「海鮮料理に舌鼓を打つ」
2017年1月下旬訪店
久しぶりに川崎で呑むということだが急に決まったので予約なしでの訪店となった。早めの時間に行くので、入れないということは滅多にないのだが、一度入れなかった店があって、以降決まった日決まった時間に行く店は全部予約を入れることにしている。駅で合流して店に向かう。ちょっと繁華街よりも奥まった場所にあった。
中々良い佇まいである。落ち着いた雰囲気であるが、古臭さや寂れを感じさせない。
入ると、すでに客が入っており混んでいる様子。さすがに、満席ということはなく2階に通されるも座れたので無問題であった。川崎界隈では、この時間に満席という自体は想定しなくても良いかもしれない。
隣の席では、すでに出来上がったグループが呑んでおり、若干五月蝿いが仕方なし。メニューを一巡して、いろいろ注文する。ドリンクに続き、ほどなく1品目が出る。
1品目:野菜サラダ(¥580)
縮尺の関係で大きく見えないかもしれないが、鉢のような大きな皿で出てきて大変食べ応えがあるサラダであった。4-5人いても1人前で足りるであろう量である。サラダ自体はシャキシャキでよかった。
2品目:ポテトフライ(¥380)
箸休めのポテトフライ。揚げたてはかりっとしており旨い。
3品目:月盛り(¥3000)
高い方の刺身の盛り合わせである。ぶり、マグロ、ホタテ、エビ、タイ、サーモン、アワビ、他3品と10種類くらいの盛り合わせであった。店を探したときにこの刺身の盛りの写真に惹かれて店を決めたが、写真どおりであった。この刺身盛り見て分かるとおり大皿であるが、どのくらいの大皿かというと
このサイズである。取り皿は普通のサイズなので刺身の皿の大きさやサラダの皿の大きさが分かるであろう。この刺身であるが品数も豊富であったが、味も抜群でどの刺身を食べても旨かった。また刺身を巻いた海苔巻き状のものがあったが、これが不思議でたべるとまんま寿司のような味がした。
4品目:いか焼き(¥400)
焼いたいか。可もなく不可もなく。もっと後半にオーダーでよかったかな。
5品目:鯛かぶと煮(¥580)
鯛の頭は1匹分ではなく半分であった。味があっさりとこっていがあったようだがあっさりを指定していた。あっさりで正解。こってりだとご飯がほしくなると思われる。自分で作るのは手間なのでこういったものは外で食べるに限る。
6品目:出汁巻きたまご(¥480)
写真を撮りそびれたので、写っているのは半分である。最初は3本であった。だしが良く効いた出し巻きで旨かった。
7品目:寄せ鍋1人前(¥1300)
このサイズで1人前である。他の店なら2-3人前として出てもおかしくない。
火が通ると
具も種類がたくさん入っていて満足度が高い。
8品目:くじら生姜焼き(¥650)
くじらが好きな友人が注文したが、その友人でさえ生姜焼きはないなと言っていた。
品数にしては8品と少なかったが1品1品が量があり、3人ならこのくらいなのかもしれない。お酒は少なめであったがこれだけ食べて一人4000円弱とコスパは良い。是非とももう一度訪店したいと思わせる店であった。
食の備忘録 #122: ラ・ボッテガ・デルマーレ「富山の地魚を食す」
このブログでイタリアンの店は、ほぼ登場しないはずであるが、こういった系列のお店が入ってくるときは決まって連れられて行ったお店である。当たりも外れも自己責任なら納得ができるが、連れられて行った結果の外れはなんとも言いがたい物があるが、自分のチョイスだけだと偏るのでたまにはそういったことも必要であろう。
2017年1月下旬訪店
有体に言って飲み会である。夜しかやってない店らしいのだが、銀座でよく店が維持できるものである。よほど客が入るのだろうか。店の入り口からは狭いそうな店という印象であったが、土地が縦長で幅が狭いのであろう。1階はカウンター席、2階がテーブル席といった様子。この日は2階は貸切状態であった。
1品目:富山県産鮮魚のカルパッチョ
見るからに鮮度が良さそうな切り身であるが、身がぷりぷりで中々うまかった。
2品目:ワカサギのエスカペッシュ
ワカサギのフライをタマネギのマリネと一緒に頂く。個人的にはあまり好きではなかったが、他の人の口には合ったようである。
3品目:富山野菜のサラダ
紫や黄色のブロッコリー?が目を引くサラダであった。味は至って普通であった。
4品目:オリーブフリット
オリーブの実を揚げたもの。初めて食べたが、酒の摘みといった印象。
5品目:白身魚のグラーペンネ
トマトソースのペンネにしか見えなかったし、食べた感じもそうであったがメニューを見ると白身魚とある。どこに使われていたのだろうか。
6品目:デルマーレ風魚介鍋
火が通ると以下のようになる。
アサリやホタテ、魚、野菜などが入っていて美味しかった。
7品目:締めのリゾット
先ほどの鍋の残り汁に米を入れ再度を火にかける。
と、アツアツのリゾットの出来上がり。これもまぁまぁ。
8品目:本日のドルチェ
これは美味しかった。
見た目にもこだわりが見られ、味、量ともに中々のレベルであったように思う。コンセプトとしても富山県産の魚介を使ったイタリアンと尖がった店である。コース料理はいつもなら、足りなかったなで終わるが、この店はそこそこの満足感がありよかった。