ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 #111: イルデリツィオーゾ(東銀座)「豚の鉄板焼きを食す」

今回はイタリアンのお店の紹介となる。この食の備忘録では、イタリアンのお店を書いた記憶がない。というのもそういったお店にほぼ行かないので書きようがないといったところである。やはりこういったお店はランチだとパスタのイメージで、昼はパスタよりも米が食べたいといった理由からである。そういった中でたまたま連れられていったお店が良かったので記録に残しておきたいと思う。

2016年12月下旬訪店

東銀座は歌舞伎座から西に道を一本挟むと、少々落ち着いた一区画があるが、その辺りでひっそりと営業している飯屋もそこそこある。通りの雰囲気からは、飲食店があるのかといった感じだが、どこにもで食べるところくらいはある、といったところか。

とはいえ、今回のお店は通りから角を曲がってすぐのところにあるイタリア料理のお店:イルデリツィオーゾである。実はこの店来るのは2回目で前回は席が空いてなくて寿司屋にいったのであった。

今回は運よく(?)席の空きがあったので中に入る。地下に通されるので階段を下りるとそこそこ広めの空間が広がっていた。メニューを一目見るが、イマイチピンと来るものがなかったので、お勧めを聞いてそれにした。豚の鉄板焼きかラザニアがお奨めであるということだったが、肉の方が外れがないだろうといった思惑である。

まずは、前菜のサラダ(とパン)が出る。思ったよりも大皿であったので驚いた。通常小鉢程度の大きさで出てくる店がほとんどであろう。

パンとハムが全面に押し出されているがその下に野菜が隠れている。普段あまり見慣れない野菜があったように思う。味は可もなく不可もなく。

しばらく後、メイン料理の皿が到着。ブランド豚の鉄板焼き。

何かブランド名が付いていたが忘れてしまった。厚さがあり噛み応えがあり、噛んだ分だけ豚肉が味わえる。付け合せのポテトフライは、普通。ところでこの写真、若干不自然に空いた空間がある。料理に手をつけた後、撮り忘れたことに気が付いて慌てて撮った写真であった。元々は左右の長さも同じ程度あった。普段は手をつけた後は諦めるのだが、諦めるには惜しいほど美味しかったのである。

食後のアイスピーチティー。

食後のお茶もいろいろ種類があって、もっと普通のお茶もあったが飲んだことがないものを選んだ結果である。味は悪くないが、食後に飲むことを考えるともっと落ち着いた味のお茶を選ぶのが正解であったように思う。

イルデリツィオーゾのコスパは悪くないような気がしたが、イタリア料理のお店でランチを食べた経験があまりないので参考にはならないかもしれない。ランチの値段はは大体1000円(税別)であった。個人的感想でいえば再訪しても良いかなといったところ。

食の備忘録 番外編#26:ゴーゴーカレー 上野御徒町店「メジャーカレーファーストクラスを食す」

2016年12月中旬訪店

ゴーゴーカレー再びである。前回ふらりと立ち寄った上野のゴーゴーカレーであったが、その時にたくさん具が盛られたカレーが気になっていた。しかしそのときはそんなに空腹ではなかったので、チキンカレーを食したわけであった。今回は、初めからそれにターゲットを合わせての訪店である。

店の前に着き改めてポップを見るとワールドチャンピオンクラスは2.5kgと書いてある。2.5kgか、むむむ、となる。さすがに2.5kgは食べたことがない。食べきれないものを注文するわけにも行かずその隣のメジャーカレーファーストクラスにすることにした。こちらは重量は書かれていない。

店に入ると客はあまりいない。秋葉原だと溢れるほど客がいるのだが上野のゴーゴーカレーはそこまで人が入らないのだろうか?メジャーカレーファーストクラス(1300円)の食券を買い、空いているカウンターへ座る。

待っている間に店内を観察すると、ワールドチャンピオンクラスを食べた人たちの写真がタイムと共に張ってあった。30分以上かけて頑張って食べているとや10分もかからずに食べてた人など多様であった。10分切る様な人はその道のプロであろう。そうこうする内にカレーが到着する。

皿が結構な大きさである。乗っているのはロースカツ、チキンカツ、ウインナー、エビフライ、ゆで卵である。

手前がロースカツ、奥がチキンカツ。中々のボリュームである。

手前から頂く。相変わらず美味い、旨いのは分かっていた。ゴーゴーカレーの攻略はいかにカレールーを残せるかにかかっている。通常のカレーと同様に潤沢にルーがあるわけではないので節約しながら食べる。

カツにはソースがかかっているのでルーは特に必要ない。ご飯はロース、チキンのカツの下にあるが、カツを食べる分くらいしかご飯も進行しなかったが、ウインナー、エビフライに手を出すと巻いている状態となった。ご飯だけ余るということはなさそうである。

最終的には揚物がなくなったがご飯とルーがいい感じに残るという状態で最後まで美味しく食べることができた。最初のルー節約が効いたようである。ボリュームもこのくらいが限度のようである。とてもワールドチャンピオンクラスは手を出せそうにない。

美味しい食べられるのと胃に詰め込むのは別次元で話で美味しく食べられる範囲内で食べるべきである。あの写真に写っている人たちは胃が異次元につながっているに違いない。

食の備忘録 #110:中国料理 華宴「豚肉とにんにくの芽の炒めを食す」

華宴はたまに行く店であるが、まだ紹介していなかったかと思った次第であった。特別に美味しいわけではないが手ごろな値段でそこそこ美味しいのでコスパが良い店であると言える。

スタッフは中華系と思われる人たちで、中華料理屋にありがちなラーメンをラインナップに並べるが、麺は対して旨くない店である。やはり炒め物が旨いのでそちらを頼んだほうがよい。ホイコーローやチャーハンなどがお奨めである。

2016年12月中旬訪店

中華料理屋もたくさんあるし、青蓮や東方一角に行くことが多かったので久しぶりの華宴訪店となった。スッと行ってパパっと食べて、店を出るそんな店である。

店に着くと6割程度埋まっている印象。華宴は通常この程度である。通常一人客はすべて奥の丸テーブルに通される。この日もそうであった。丸テーブルのエリアは狭く込み合うので、ここだけがこの店のマイナス店であろうか。

席に着くとランチメニューから豚肉とにんにくの芽の炒めをオーダー。レギュラーのランチメニューの他に日替わりもある。豚肉とにんにくの芽の炒めはレギュラーメニューである。

そう待たずして料理が到着。この店は、料理が出るのが早い印象である。

ご飯、タマゴスープ、ザーサイ、杏仁豆腐、生野菜サラダ、メイン料理といった構成。昔はサラダがなかったが、いつの頃からか付くようになってお得感が増した。

見るからに美味そうな豚肉とにんにくの芽の炒めである。味付けは少々濃い目だがご飯によく合う。ごはんは何も言わなくても大盛りくらいに盛られてくるがそれもなくなる。杏仁豆腐は量産型といった感じ。おまけ程度である。

ランチなら900円弱とこの辺りでは安目で、コスパは良い。

食の備忘録 番外編#25:健康中華庵 青蓮 東銀座店「レタスチャーハンを食す」

2016年12月中旬訪店

青蓮は、たまにマーボーナスを食べに立ち寄らせてもらっている。ここのマーボーナスは中々旨い。たまにはそれ以外のものをと頼んでみたのが、チャーハンであった。

見た目にも定食と比べて量が少ない印象。さらにチャーハンがべたっとしているように見える。食べてみるとやはりべたっとしていて微妙。味も平凡でわざわざ店で食べるレベルかと思った。この店のチャーハンはない。

前回のホイコーローに続き2連敗。マーボーナス以外に当たりはないのだろうか。マーボーナスは、何回食べても旨いのだが。

hiropongtan.hatenablog.jp

 また、サービスレベルに問題がある。大テーブルに他にも空きがあるのにわざわざ埋めるように隣に客を入れる。入れ子になるように時間が開けて入れていくならまだしも着たばかりの客でそれをやる。意味が分からない。ちょうどの時に後から来た3人の客に先に料理が出て30分待たされた。もう帰ろうかと思った。店員にまだかと聞いても状況の説明もなし。しばらく行くことはないだろう。

 

食の備忘録 #109:なんちゃん(上野)「たこ焼きをを食す」

上野のアメ横界隈では、飲食店が多く、流行っている店が多い印象である。値段はピンキリであるが、流行っている店は安目な店に見える。そんな中でも今回紹介するのはコスパが良いたこ焼きである。

2016年12月中旬訪店

アメ横の通りを東に一本入ると飲食店が連なる通りがあるが、その一角に古風なたこ焼き屋がある。たこ焼き一本でやっている様子で6個250円と、ちょっと買ってみようかと思える格安の値段である。

この日も近くに来た次いでに食べようかなと、立ち寄ると店の前の街路に設置されたイスに数組の客が、出来立てと思われるたこ焼きをほおばっていた。回転が早いのかいつ買っても焼きたてが出てくる印象である。

店内にイスが見えるので昔は店内も使っていたみたいだが、今はもっぱら外のイスor立ち食いで食べるのみである。狭い店なので、たくさんの客を捌くにはこのスタイルの方が効率が良いのかもしれない。たこ焼きは6個と12個があり、それぞれ250円、500円である。持ち帰りも出来るがその場で食べたほうが旨いのは言わずもがな。

この日はたこ焼き6個を買い外のイスに座って食べる。冬場なのでさすがに少々寒い。

アップで写っているので大きく見えるが1個1個はそこまで大きくない。むしろ小さいほうか。以前紹介したみなとや食品のたこ焼きの方が大きい。味は良い。外が少しカリっとしていて中はトロっとしている。

あっという間になくなるので、もう6個と思ってしまうがそこは自重すべし。それは次回のお楽しみなのである。

食の備忘録 番外編 #24: インドカリー RASA「ホタテカレーを食す」

2016年12月中旬訪店

昼時には少々遅くなってしまったが何か食べなくてはと、丁度近くに来たのでRASAに寄ってみる。さすがにこの時間は客もあまりいない。入って座るも、何が残っているのか教えてくれないので、こちらから訊くとホタテがあったのでホタテをオーダーしてみる。単純に店員の差なんだろうが、残っているものが少ないことが多いので何があるか知らせるべきであろう。

いつもよりも何か時間がかかっていると思ったら、ホタテをカレーに入れて少々煮込んでいるようである。こういうところは細かいので感心する。出てくるとホタテの姿はあらず。カレーの海の中にいるようだったのでスプーンで掬う。そして写真を撮る。

ひも付き貝柱が3個入ったホタテカレー。写真には2個しか写ってないが、後で1個、カレーの中にあることを発見した。食べてみるとホタテを煮込んだ分いつもと違う味がする。雑味とも取れるが、貝柱の風味であろう。元々完成されたカレーなのでわざわざ貝柱を煮込む必要はないかもしれない。たまにはこういったカレーもありかといったところではある。

食の備忘録 #108:ナイルレストラン「ムルギーランチを食す」

ナイルレストランと言えば、銀座に古くからあるインドカレー屋として有名である。店舗の両脇が背の高いビルで挟まれている様子は時代を感じさせる。時間によっては店の前に行列ができるほどの人気なので、ピークタイムを外していくほうが良いだろう。

2016年12月中旬訪店

ナイルレストランの存在は知っていたが、ムルギーランチが1500円と銀座ランチとしても高いので避けてきたのだが、一度くらいは行ってみないと評価できないので行ってみることにした。古くから銀座にある老舗の店は、三原や萬福があるが、あれらの店はただ古くからあるというだけのつまらない店であったが、ナイルレストランは果たして。

店に着くと行列はない。時間は13時すぎということで客足は落ち着いたところなのだろうか。扉を開けて中へ入ると、一階は満席のようで2階へ行くように言われる。脇の階段を登って、2階へ移動する。2階もそこそこ埋まっていたが、空いているテーブルへ座る。すかさず、水とメニューが出てくる。メニューを見たが、ピンと来るものも見当たらなかったので、名物のムルギーランチをオーダー。

オーダーする頃には2階も席が埋まったようであった。他の客は手馴れたもので席に着くとすぐにオーダーするような人ばかりであったように思う。常連客が多いようである。そんな感じに観察しているとムルギーランチが運ばれてきた。

骨付きのチキンであったが、チキンの骨は店員が料理を運んできたときに取ってくれるようである。手前から鶏肉、マッシュポテト、野菜、ご飯とカレーである。混ぜて食べるのが、このムルギーランチの食べ方のようであるので、適度に混ぜながら食べる。中々美味であった。

カレーはスパイシーだが辛すぎるということもなく、チキンは柔らかい。マッシュポテトが口直しに丁度良い。野菜はしゃきしゃきとした食管がアクセントになる。今の時代にあっても少しも古臭さを感じさせないカレーはさすがである。1500円のランチに客が絶えないわけである。

食べ終わると店員に伝票を貰い、1階で会計して店を後にする。店を出ると数人客が列を成して待っていた。結構な人気っぷりである。

さて、総評であるが、カレー屋としては、コスパは悪いとしか言えない。インドカレー屋もこの界隈にたくさんありもっと安価に食べられる。カレーなのにこの値段なのかという印象。鶏肉が骨付きのもも肉であったことを鑑みてもまだ高い。歴史ある銀座の店で食べるという体験をするというところまで込みでようやくといったところ。再訪はなさそうである。