食の備忘録 #185:大阪やき三太「たこ焼きを食す」
2017年12月上旬訪店
久しぶりに上野に来て、時間も丁度良いのでラーメンでも食べるかと花田へと向かう。時刻は夕食時であったが幸運にも行列がなかったのでこれ幸いと店に入ると、満席であったがすぐに空くだろうと思い食券を買い待機する。しかし思惑は外れ出ていく客はなく、待機列だけが伸びていく。
団体客が入っているのか?と思っていたが、客が出始めると次々と出ていくので、オペレーションに問題がありそうである。以前は回転がよかったのだが。座ってもしばらく待たされる。何のための事前確認なのか?と思うほど。これも過去にはなかったような気がする。スタッフのレベルが落ちたということか。
ようやくラーメンが出てきたのは並び始めてから20分後。
味はいつも通りで旨かった。相変わらずの濃厚な味噌である。野菜もたっぷりで胃にもずっしりとくる。偶々運が悪かったのかレベルが落ちたのか今後見極めていきたい。
ラーメンの後にもう少し何かという感じだったので、たこ焼きでも食べようかとみなと食品に向かうと、もう営業終了になっていて残念、とここで話は終わる予定であったが、なんと隣に真新しいたこ焼き屋ができているではないか。
人気のたこ焼き屋に殴り込みか?あるいはコバンザメ商法か?今の時間はみなと食品のたこ焼きは終わっているので客がどんどん吸い込まれている。店の看板を見ると、
大阪発祥のチェーン店だろうか。値段は上野のたこ焼き屋と同程度。やっぱり銀だこ高すぎないか?
物は試しとノーマルのたこ焼きを5個でオーダーする。焼けるの待ちであったが、先会計で特にレシートや番号札はもらえない。店員が全部覚えていくスタイルであろうか。5分後焼き立てのたこ焼きが船出。
店の前にどんと置かれた調味料で自分好みに彩る。この辺もみなと食品と全く同じシステムである。
ソース、マヨネーズ、青のりをかけると、
熱いだろうなと思い箸で割って一口食べる。
ふわふわとろとろのたこ焼きで中々旨い。これは思わぬ強敵が隣にできたのではないか?と思わせるたこ焼きであった。いつ見ても行列のみなと食品たこ焼き屋であったが、もしかすると客が半分奪われる可能性がありそうである。さすがに外は寒いので冷める前に食べきったが方よいだろうと思い、熱々のうちに、頬張るたこ焼きは幸せの味であった。
次は明石焼きを食べてみたいと思う。