ひろぽんの「食の備忘録」

食ログとして食べたものを記録していきます。特に美味しかったお店や美味しい物について特筆します。

食の備忘録 番外編#41:むぎとオリーブ「濃厚卵のまぜSOBAを食す」

 2017年4月中旬訪店

久しぶりのむぎとオリーブ(以下、むぎオリと略す)の訪店となった。むぎオリと言えば行列が絶えない有名店で、中々並んでまで食べる気になれず1回いったきりであった。前回は以下に記している。hiropongtan.hatenablog.jp

 

この日も特にむぎオリに入る気はなく、別の店に行ったのだがそちらにも行列がありスルーしてむぎオリの前を通りかかるとなんと行列はなく、中を覗くと空き席あったので入ることにしたのだ。

店に入るとまずは右手の券売機で食券を買う。どれにしようか悩んだが、まぜそばを食べる気で出てきたため、まぜSOBAにする。席に着き落ち着いて周りを見ると7割程度の客入り。まだランチタイム中だというのに席が埋まらないとはいったいどうしたと言うのか。過去の混みっぷりを思い出すとちょっと不思議である。券売機を見る感じ値段が上がって客が離れたと言うわけでもなく、そもそも観光客が流れてきていた感じだったので価格の問題ではなかろう。観光雑誌に乗らなくなったのだろうか?

などど考えているうちにむぎオリのまぜSOBAが出る。

さすがはむぎオリ、見た目もこだわりを感じさせる。具は見たとおり、鶏肉が2種類、卵、三つ葉、海苔、刻みねぎなど。白いのがなんだったかちょっと思い出せないが、思い出せない程度の物だったのだろう。そしていろいろ調味料が用意されている。

タバスコにこなチーズ、酢など。洋風のまぜSOBAらしい。が、初めからいろいろかけるのも何なので、まずはそのまま混ぜて食べる。

これはこれで旨い。全然他の調味料は要らない。十分味は付いているし、素材の味を楽しめる感じがある。追加するかどうかは好みの問題であろう。旨いのだが、まぜSOBAはそこまで違わないような印象である。飽きたら変わり球でまぜSOBAに行ってみる程度であろう。鳥SOBAや蛤SOBAがむぎオリらしくお奨めである。

食の備忘録 #143:「ひつまぶし巻き(駅弁)を食す」

2017年4月中旬

お弁当系はどうしても冷たい状態で食べることが前提のため、暖かい料理比べて好きではないのだが、そうも言っていられないこともある。例えば、そう新幹線の中である。匂いのことも考えると新幹線の中で暖かい物を食べるというのは気が引ける。また駅で手に入るものには限りがある。

ならばと駅でしか手に入らないものを手にしたのであった。そう駅弁である。駅弁はコスパで言っても悪いというイメージしかなく、まだコンビニ弁当、おにぎりなどの方が安いのではないかと思うが、一方でご当地弁当などはそこでしか食べられないことが多い。

駅弁コーナーで見つけたのがこれ。

ひつまぶし巻き。ひつまぶしを海苔巻きにしただと!と軽い衝撃が走りこれは食べるしかないと買ったのであった。開けると

お茶が入っていたがお湯で飲むタイプであろうか。包みを開けると

海苔巻きであった。1切れ取ってみると

真ん中にうなぎがあり、うなぎのたれが浸み込んだ風のご飯であった。食べると鰻丼の海苔巻きという感じで、どの変がひつまぶしなのか。黄色い品書きを見ると添付のお茶でお茶漬け風にするとひつまぶしっぽくなるよと書いてある。なるほど、とおもいつつ駅弁でそれやる人がどれくらいいるか疑問である。鰻ご飯の海苔巻き、これはこれでうまいのだが2回目はないかな。

そして次に

味噌カツ。目に入ってつい手に取ったが買うか迷った。冷たいし暖める方法もないので微妙なのではないかと。迷った挙句買ったわけだが、冷めてもうまい味噌カツでむしろ当たりの類であろう。ひつまぶしで外し分は取り返せた感がある。

次は名古屋で暖かい味噌カツやひつまぶしが食べたいものである。

 

食の備忘録 #142: レストランあづま「日替わりランチを食す」

2017年4月中旬訪店

美味しい洋食屋があるということで連れられていった先はレストランあづま。老舗の洋食屋のようである。

外観は、銀座にありながらちょっとメンテが足りていない感じで逆に珍しいと思ってしまった。味で勝負しているということであろうか?

入り口を入ると狭い店内が垣間見え、1階は席が空いてなかったので地下へ降りる。1階は精精二人席だけに見えたが地下は6人程度だったら一緒に座れる席もあり、上よりは広いのだろうか。

席に座りメニューを見ると洋食屋の定番メニューが並んでいて日替わりがいろいろ乗っていて良さそうだったので日替わりにする。店員がぶっきらぼうで、ここは銀座か?と再度思う。

最初に出てきたのはセットのコンソメスープ。

このスープ中々レベルが高く、味が濃厚で天然素材だけでこの味を作っているのであればシェフの腕はかなりよいと思われる。

続いて、メインプレートが出る。

ハンバーグ、クリームコロッケ、エビフライ、スパゲッティと旗でも立っていればさながらお子様ランチの様相である。

セットのライス。揚物はカラっと揚がっていて衣も薄く旨い。ハンバーグも中々いける。しかし、1個1個が小さく一口サイズかと思う程度なので物足りない。量は昔からこの量でやっているのだろう。今の時代小食ならともかく並みの成人男性なら物足りないと思うのではないだろうか。

そしてもっと問題なのは店員であった。給仕もぶっきりぼうで、雑と言われても仕方がないレベルだし、受け答えも何か変。片田舎でもちょっと見ないレベルである。非常に不快であった。嫌々働いているのだろうか?もう2度とこの店に入ろうとは思わないレベルであった。

鉄板焼きが名物らしくオーダーしている人がたくさんいたので万が一気が向いたらそれをオーダーしてみようと思った次第であった。

食の備忘録 番外編#40:天下一 人形町店「ホンコンラーメン等を食す」

2017年4月中旬

ラーメンやら餃子が食べたくなると天下一に足が向く。地下鉄出口そばというのも、ポイントが高いのかもしれない。この店のラーメン系の個人的評価は高くないのだが、どうしても気にあるラーメンがあるので頼んでみた。

ホンコンラーメン:

名称からはまったくどんなラーメンか想像もできないが見た目からも野菜が入っているの情報が得られないラーメンで気にはなっていたのだ。一般的に知られたラーメンなら他の店にも並びそうなのだが、オリジナルラーメンなのか聞いたがことがない。

食べてみると味噌味で何やらこの味には思い当たりがあるといった感じ。そうホイコーローであった。野菜はどうもホイコーローのようである。つまりホイコーローラーメンか。何をどう考えたらホイコーローを上に乗せようかと思えるのか。完食したもののもう2度とこのラーメンをオーダーすることはないだろう。

と、ここまでまだ前半戦である。この日はお腹が空き過ぎていろいろオーダーしてしまった。ジャンボ餃子3個:

に豚キムチ炒めのハーフサイズ、

と、チャーハンのハーフサイズ。

これら3品がどん!と並ぶ。

なんとも豪勢なというよりは、なんたりボリューム感。先にラーメンを完食しているとは思うまい。ちなみにこの3品は、ハーフサイズありで中々旨いのでちょい足しで1品何かほしいときに丁度良い。このように3品並べるのは、胃袋に自信がある人だけにしておいたほうが良いだろう。

さすがにやりすぎた感はあるが、ご飯もほしかったし餃子も食べたかったし、ご飯のおかずもほしかったのだ。無事完食して店を出る頃には若干の後悔が去来するが、満足感の方が大きいのだった。

天下一は特別美味しいでもなく、コスパも並なのでたまには行ってしまう不思議な店である。

食の備忘録 番外編#39:ラーメン雷鳥「2号ラーメンを食す」

2017年4月上旬訪店 

雷鳥は随分久しぶりである。

hiropongtan.hatenablog.jp

 過去のレポートを見ると9ヶ月ぶりとのことである。昔行った記憶では特によかったという記憶もなく再訪する機会もなかったのだが、ラーメン通からちょくちょく店の名前が出るのでまた行ってみようかなという気になった。

前回は昼間であったが今回は夜の時間帯での訪店である。昼も行列ができる店であるが夜もなんと満席で大変盛況なようである。少し待っての入店となった。券売機の前で少し迷い今回は2号ラーメンとする。空き席に座りまわりを窺うと、客層を見ると仕事上がりのサラリーマン風の人が大半であった。晩御飯なのか一杯飲んだ締めの一杯なのか。

そうこうする内にラーメンが出る。2号ラーメン(濃厚系)

1号とは明らかに系統が違うとスープを見ただけで分かる。具はチャーシュー、メンマ、青菜、刻みねぎ、海苔と値段にしては豪華な印象。

メンマは大きめカット歯ごたえがよく中々旨い。チャーシューはちょっと薄すぎる気がする。さて、スープはというと濃厚というだけあってどろっとしているような気がする。ベースは鳥で旨みが凝縮されている感じがして旨い。麺はふと麺でスープがよく絡む系だろうか。

旨いのだが、量が物足りない。ご飯物を追加するなど必要か。もう少しこの店を研究する必要があるのかもしれない。

食の備忘録 番外編#38:日乃屋カレー 茅場町店「牛かつカレーを食す」

2017年4月上旬訪店

最近カレー屋に行こうかなと思うと、頭に浮かぶのは日乃屋である。その程度にお気に入りのカレー屋になったのだが、以前茅場町店に訪れた際に限定メニューの牛かつかれーがあり、大変気になっていた。

前回もスペシャルと牛かつのどちらにしようか券売機の前で悩んだのだがいろいろな種類が食べられるスペシャルを取ったのだった。鋭い読者はスペシャルをオーダーして、3つのトッピングのうち1つを牛かつにすればよいのでは?と思うかもしれないが、牛かつはスペシャルのトッピングに選べないのだ。

日乃屋のレギュラーメニューには、既にトンカツ、メンチカツ、チキンカツとカツの種類は豊富でそのいずれも旨かった。牛かつはどんなもんかと、もやもやし続けたので食べにいくことにした。

時刻は相変わらずの夜。仕事帰りのサラリーマンが寄るような時間帯である。店内はいつも通り適度に客が入っている状態であった。券売機でズバッと牛かつカレーを買う。後ろに控える店員に食券を渡し空いている席に座る。しばらく後カレーが出る。

牛かつカレー:

盛られたご飯に予めカレールーが掛けられ状態の上にトッピングを乗せるいつもの日乃屋カレースタイル。カレーを覆うかのように適当な大きさに切られた牛カツ。

牛かつはどちらかいえば薄く中までしっかりと火が通っている様子。同じグラムでも薄く大きく揚げることでボリューム感と揚げ時間の短縮をしているのかもしれない。

食べてみるとまぁまぁいける。カレーにあわせるとどうも他のカツのほうが旨かったんじゃないかとは思ったが好みの問題かもしれない。あっという間に完食。やはりここのカレーは旨いのでお替りしたくなるがさすがに食べすぎなので打ち止めとする。

食の備忘録 番外編#37:一風堂 銀座店「白丸ランチAセットを食す」

たまに食べたくなる一風堂であるが、普通のラーメンのレポートをしていなかったので記しておきたいと思う。

2017年4月上旬訪店

外国人や旅行客に人気な銀座の一風堂はよく行列ができるので中々入ることはないがこの日はすっと入れそうだったので入ってみた。いつも通りカウンター席に入る。まぁまぁの混み具合であったが、丁度入れ替えの時間なのか空いている方であろう。

オーダーは最もベーシックな白丸ラーメンにランチタイム限定のAセットとする。トッピングで野菜を追加する。白丸、赤丸などいくつか種類があるがスープを味わうなら白丸という感じがする。とんこつスープだが臭みはなく、ごくごく飲める勢いである。

Aセットはごはんと餃子が付く。Bセットは明太子ごはんだったような記憶である。餃子がほしいのでAセットを追加するのだが、ラーメンメインで替え玉するのもよいだろう。替え玉が少々高めなので気になるところではある。

テーブルに置かれたお茶を飲みながら待つ。ここのお茶はちょっと種類がわからないが、脂っこいスープの口直しにぴったりのお茶となっている。テーブルに置かれた無料のラーメントッピングのもやしなどをつつきながら待つ客もよくいる。

ご飯と餃子が先に出て、次にラーメンが来る。

トッピングの野菜はラーメンに乗って出てくる。

いかにものな色をしている琥珀色のスープは、まさにとんこつラーメンのスープといったところ。麺は細めんで、硬めでオーダーする人が多い印象であるが自分は普通でオーダー。野菜と絡めながら麺を啜る。スープと交互に頂く。1回替え玉をするのだが、ぴったりなくなるので、2回以上替え玉するならスープは節約しなければならないだろう。

同じ味に飽きてきたらテーブルにあるもやしなどを入れると味が変えられるが、デフォルトの味が気に入っているので最近は入れることはない。スープを多めに飲むと食後にちょっと胃に油がもたれる感じがある。

餃子は小さめでパリッと焼けている。ラーメンだけだとちょっと寂しいのでオーダーしている。ご飯はなくてもよいがセットなので食べる感じである。

味は気に入っているが、白丸ランチA野菜トッピングに替え玉で1200円となるのでコスパは良くない。もう少し安く済ませることも可能であるがそれは余り意味がないであろう。同程度の満足感を得るためにかかるコストで比較した場合、もっと安いラーメンがあるという事実は覆らないのだから。入ると1200円くらいかかると分かっていてもたまに食べたくなる程度にはうまいのである。